100%じゃ~あかんのかな・・・・?
今日から新年度ですね。当院緩和ケア病棟も、体制が変化し、バタバタしています。ま、たかはし先生は、「いつもどおり」なんですがね……。
さて、新年度とは全く関係ない話題を一つ。 先日、日経メディカルを読んでいて、面白い記事に出会いました。曰く「ブドウ糖液を用いた胸膜癒着術、肺手術後のRCTで有効性あり」とな。 原著は、Skrzypczak PJ, et al.. 2025 Nov 2;67(11):ezaf382.ですので、詳しく知りたい方は、ご一読ください。
で、内容は、「40%ブドウ糖液を胸腔内に散布したら、自己血パッチと比較して、胸膜癒着術による空気漏れの抑制効果が優れているだけでなく、採血などの手間も省けて、実務上のメリットも大きいかったよ。」というものです。たかはし先生は、若い頃に脊髄液漏出に対して自己血バッチ術を、さんざん実施してきたので、自己血バッチのめんどくささは、身にしみております……(効果はあるんだけどね)。脊髄液漏出に対する自己血バッチの採血量は、まだ少ないんですが、胸膜癒着を行う場合は、120mLもの採血が必要だそうです。多!! しかも、当然無菌状態で採血せなあかんし(50ml注射器3本を無菌操作って、けっこう大変)、採血する看護師と、注入する医師の「息」があってないとあかんし……。ま~、いろいろハードルがあるんです。一方、ブドウ糖液は、もともと滅菌されているし、操作も簡単やし、看護師さんと「息」も合わせやすいし。そもそも安いし。効果が同じなら結構いい方法なんじゃないかな。でも、これ、100%ブドウ糖液じゃ~、あかんのかな~。100%だと、組織障害性が強すぎるんかな~。いろいろ疑問がわきます。また、調べてみよ。
たかはし







