《指導医ブログ》呼吸器内科 医長 Dr.中島(Part1)

初めまして!姫路聖マリア病院 呼吸器内科の中島です。
2020年4月から当院に呼吸器内科として赴任しました。現在も兵庫医科大学の非常勤講師として主に肺癌の研究も行っています。

研修医ブログということで、振り返ると私は近畿大学を卒業し2010年~2012年の2年間を研修医として兵庫医科大学病院で過ごしました。その当時は東日本大震災があって、その時にちょうど救急を専攻していてDMATの派遣があったりと激動でした。今も新型コロナウイルスで激動の時代と思います。

今でこそ呼吸器内科医ですが、研修医のときの希望は小児救急医でした。PICUで重症の小児を救いたい!との思いがありましたが、紆余曲折(様々な荒波にもまれ)あって呼吸器内科医になりました。どの科を専攻しようか、と迷う人も多いと思います。

しかし、どの科を選んでも楽しいこともあればつらいこともあります。大事なことは、ふと振り返った時に「まあ自分が選んだ道だから!」と自分自身で落としどころがつけれるか、だと思います。

医者は特殊な仕事でヘッドハンティングや転職などでキャリアアップするようなことがありません。欠点がたくさんあっても、何かに秀でていればいいと思いますし、好きなことを継続してれば苦手も得意になります。毎年のように資格の更新や、知識や手技のアップデートをしていかないとなかなか第一線で働き続けることが困難で休ませてくれませんがそれなりの収入は得れる仕事です。職場が変わったり、産休や育休もありますが、少しでもいいから自分の信念を忍耐強く継続して貫いて続けることが大事なんじゃないかなと思います。

私から「この場だから」何か伝えたいことを考えましたが、次回2つお話させてください。

《指導医ブログ》学会発表についてPart 2~なぜ発表をするのか~(診療部長 兼 乳腺外科部長 Dr.丸山) 

前回のPart 1では、「スライド作成の今と昔」について、報告しました。今回は、なぜ学会発表をする理由について、私見を述べさせていただきます。

1.発表しなければ評価されない風潮があった。

私が医学部を卒業した約30年前は、バリバリの医局制度が残っている時代で、ほとんどの人が、大学卒業と同時に、それぞれの専門とする医局に属した。私は外科に入局したが、その頃の医局員は、研究医・病棟医を合わせて30名程度いた記憶がある。数年間大学病院勤務をしながら、研究をし、博士号の取得前後に、関連病院へと出局を命じられるのである。関連病院といっても、症例の多い病院から少ない病院までピンキリであり、その決定は、教授・医局長によってなされていた。その評価として、学術活動が重要視されていて、学会発表・論文掲載の業績が多いものほど、いい病院(症例の多い病院)に、赴任できる傾向にあった。そのため、頑張って、発表した記憶がある。若い時代に、発表経験を積むと、癖(習慣)になり、あまり苦にはならないものである。

2.専門医を維持するため

多くの学会は、一度専門医を取得すると、学会総会に参加するだけで、専門医資格は維持できることが多い。しかしながら、私の所属している〇〇学会の専門医制度は、5年間のポイント制になっており、毎年の学会参加が必須で、しかも5年間に最低2回の筆頭演者としての発表が義務付けられている。したがって、発表せざるをえないのである。 一度資格を失うと、再度、専門医筆記試験+面接口頭試問を受けなければならない。この専門医を維持するには、学会発表が苦手な人には、少しつらいかもの。

 

3.開催地でおいしいものが食べられる・観光もできる

何といっても、学会の楽しみは、ご当地のうまいものが食べられるということに尽きる。多くの学会会場には、ご当地の名店・名産品のパンフレットが置いてある。熊本の馬刺し・仙台の牛タン(国産ではないとの噂あり)・東京築地の寿司・新潟・金沢の酒と肴・北海道の寿司・味噌ラーメンなどなど。
大学病院時代、オーストラリアのメルボルンでの国際学会発表では、当時4人の研究生とともに、開催1週間前から出発し、グレートバリアリーフで、ダイビングをし、その後、エアーズロックに登った。学会参加時には、日焼けで顔がボロボロで、教授からは、「その顔で発表する気か?」と嫌味を言われた。メルボルンでは、教授とともに、トラム(路面電車)を改造したレストラン車内での、コース料理+ワインはうまかった。

 

4.学会発表をすれば、病院のことを気にせず、堂々と休むことができる:これが一番かも

 

《指導医ブログ》令和2年度医師臨床研修マッチング選考試験始まる!(卒後臨床研修センター長Dr.金谷)

コロナ禍、Go To トラベルキャンペーン、WITH コロナ、新型コロナ第二波など新型コロナウィルス肺炎関連の言葉が連日テレビ報道やネットニュースのトップを賑わす中、7月31日よりいよいよ令和2年度の当院の医師臨床研修マッチング選考試験が始まりました。

病院見学自粛の中、現役初期研修医や指導医の協力による医学生の当院へのZoom面接訪問や、制限付き自粛解除による病院説明会に全国から多くの医学部6年生が当院に関心をもっていただき訪問してくれました。この場を借りて感謝申し上げます。

  左:Zoom説明会           右:病院見学説明会

その結果、本年度は過去最高人数の医学生が当院を受験していただく予定となっています。

面接試験において、受験生の共通した当院への志望動機としては
①研修医と上級医、また各科ごとの垣根のない良好な雰囲気、
②研修医の生き生きした姿、
③そして何より実践力重視を研修の骨子に掲げ、実際様々な場面で実践が行われている
と感じていただいた学生さんが多いようです。

やはり医師としての出発点において、座学だけではなくどんどん実践力を養いたいという、時代は変われど私が30年ほど前に医師を始めた際に抱いていた気持ちを現代の医学生も変わらず持ち続けいていることに安堵さえ覚えました。

私の専門である消化器外科領域においても今年より外科が復活必修となったため、すでに1年目の初期研修医が回ってきていますが、腹腔鏡下手術のスコピストや鼠径ヘルニア根治術、腹腔鏡下虫垂切除術、開腹・閉腹術、CVポート留置術などの術者、(もちろん指導医の多大なサポートのもとですが)にもなってもらっています。他科においても同様です。

当院に興味がわきましたら是非見学にいらしてください。

卒後臨床研修センター長
消化管外科部長 兼 救急科部長
金谷 欣明

《指導医ブログ》意外と人は歴史を知らない

意外と人は歴史に興味がない、ということをしばしば経験します。歴史をしっかり勉強すると今の状況がなぜこうなっているのかを理解することができます。池上彰が世界の状況を説明するのにいつも背景にある歴史をきちんと押さえて話をしているのを見ると時々感動したりします。また歴史を理解するということは、人を理解する事でもあります。
さて、瀬島龍三という名前を聞いてどういう人であったかすぐに返事ができる人は少ないかもしれません。彼は第二次世界大戦中の陸軍軍人で陸軍士官学校を次席で卒業し、陸軍大学を首席で卒業した人物です。戦後は伊藤忠商事に勤務し、繊維商社であった伊藤忠商事を世界有数の総合商社にすることに大きく貢献したとも言われています。中曽根康弘、元総理大臣のブレーンであったとも言われています。
彼は部下が何ページにもわたる報告書を持ってくると、これでは駄目だ、せめてA4,1枚程度にしてほしいと言ったと人づてに聞いたことがあります。必要な事項がきちんと述べられていてかつ短い、わかりやすい文章にまとめることを要求したそうです。

学会発表でもそうですが、やたら文字が多くて、難解なものを見かけることもあります。
医学は理科系の学問ではありますが、多分に文科系の要素も含まれています。
かつて学会発表をするときに、大学の指導教官が私に要求したのは、論旨が明確でわかりやすい事、短い事、興味が持てる内容である事でした。

余裕ができればこのような学会発表の方法、症例報告書の書き方などを研修医の方々と勉強したいとひそかに希望しています。

塩田雄太郎

《指導医ブログ》Stay hungry, stay foolish(放射線科Dr.)

こんにちは。
姫路聖マリア病院 放射線科の医師Fです。

5月25日、全国で新型コロナ緊急事態宣言が解除されました。

まさに一時代が終わり、新たな一時代が始まる、WITHコロナ時代に誰も正解がわからずに生活しています。

コロナ不況が数字で明確化しています。4~6月はリ-マンショック後の経済ダウンをはるかに超えた大変な事態になっており、失業者は100万人以上と増加し、倒産件数が1万社を超える見込みで、企業収益は極度にダウンするとのことです。

すべての産業は、コロナの前の時代には戻れない、業務形態の変更や改変が余儀なくされています。

医療も同じで、例えばオンライン診療も挙げられています。その一方で放射線科(画像検査)は、CTやMRIなどの大型機器を移動することはできませんので、患者様に病院に来ていただいて、大型機器のなかに入って画像検査をしなければ、診療ができません。
いわゆる3密のうちの「密閉」した空間なのです。

物事を決断するには、迷いはあるし、失敗も怖いし、周囲の反応が気になることはあります。

 

Stay hungry, stay foolish 

故スティーブ・ジョブズ氏が、2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチでの締めくくりの言葉が、思い出されます。
当時はこの短いフレーズが非常に印象的でした。
コロナ後、WITHコロナ時代の先行き不透明な現実を考えるとき、いまさらながら普遍的な言葉だと痛感しています。学生のみなさん、励ましの言葉に聞こえてきませんか。

 

さて、暗い話ばかりしても仕方がないので、新型コロナ感染症関連で、ひょっとしたら国家試験に出るかも知れない(あるいは出ないかも知れない)CT所見についてみてみます。

2020年04月24日に出された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対する胸部CT検査の指針(Ver.1.0)の中でCOVID-19肺炎のCT所見の典型的な所見として、

1) 初期は片側性ないし両側性の胸膜直下のすりガラス影、背側または下葉優位
2) 円形の多巣性のすりガラス影
3) 進行するとcrazy-paving patternやコンソリデーションなどの割合が増加
4) 器質化を反映した索状影の混在

が挙げられています。


(小田未来らCOVID-19肺炎の2症例:クルーズ船内感染例および市中感染例より転載)

ところで、CT所見でcrazy-paving patternって何?ということなのですが (知っている学生さんは読み飛ばしていただいて構いません)、すりガラス域内部にみられる不揃いの敷石様構造であり、マスクメロンの皮様構造といった方がピンとくると思います。肺胞蛋白症で使われはじめましたが、その他多くの疾患でも認められます。意義としては、肺胞性と間質性のいずれの病態でもみられますので、これらの鑑別には利用できず、この所見により鑑別診断を絞り込むことは難しいのです。

今年の日本医学放射線学会総会の教育講演(佐賀大の江頭玲子先生)で学んだことなのですが、

COVID-19の胸部CTは、器質化肺炎(OP)パターンをとるものも多くみられます。重要所見として注目されているすりガラス影内部の血管径の拡大は、その周囲に見られるcrazy-paving appearanceの所見と併せると、浮腫を処理する過程でのリンパ管拡張や間質浮腫を反映していると考えられるとのことです。

ただし、この所見は、COVID-19に特異的ではないのですが、パンデミックの状況下では、より危険なものを考慮しなければなりませんので、コロナ感染の有無を確認する必要があるとのことだそうです。

まだまだ油断できない日々が続きますが、みなさん体調管理にはお気をつけください。

《指導医ブログ》ストラテジーを持って(病理診断科副部長Dr.藤井)

病理診断科の藤井です。

最近は、通常の診療・診断にかかわる勉強と並行して、読書を習慣づけ、とりわけMBA (経営学修士) 用の書籍を少しひもといています。MBAというと堅苦しく聞こえますが、何もMBAのコースを履修しなくとも、本屋に行けばたくさんのMBA関連本やビジネス書が並んでいます。たくさんの本に目を通してきて、「医療は患者のためにあるサービス業であるとともにビジネスの一種の側面もあり、医療人にとってもその勉強は生きてくる」と確信するようになりました。ぜひ、一部の時間でビジネス書も読んでいただきたいと思います。

MBAの内容の最も根底にあり大事なことは、論理思考 (ロジカル・シンキング/クリティカル・シンキング) と問題解決能力です。これは、少し書籍を詳しく読めばごく当たり前のことを言っているようにも思えますが、より深く考察することで、医療の現場の多くの場面で有効です。また、経営戦略、と言えば会社経営のことを思い起こしますが、要するにストラテジー、成長戦略のことです。
個人の成長戦略として、ただがむしゃらに勉強するより正しく戦略的に能力を高めていくことを意識すれば、効率よく成長の軌跡を描けると思います。特に医学部高学年~研修医の時期は本当に重要な時期ですから、これらの点を心に留めて、いかに研修中~研修後の戦略を立て、自分の強み (コア・コンピテンスやケイパビリティ) をどのように構築していくかをとことん分析する機会としてもらえたら良いと思います。

医療は日進月歩で、非常に複雑です。医療従事者として適切な診療を過不足なく提供してゆけるようになるために、生涯勉強・教育を積み重ねてゆくことと思います。「人が成長するには失敗体験が必要不可欠」と言われています。成功よりも失敗の方が数段記憶に残りやすいものです。
失敗学の大家である畑村洋太郎先生によると、失敗は未知、無知、不注意、手順の不遵守、誤判断、調査・検討の不足、制約条件の変化、企画不良、価値観不良、組織運営不良の10に分類できます。まず「失敗」したことを認識できることが何より大切で、細かく分析し、それを糧にできるようにするべきです。悪い失敗は極力避けるべきですが、個人にとっての未知への遭遇は「よい失敗」のうちに数えられ、人間の成長へつながります。

医療者としての人生としても様々なレベルでの失敗があり得ますが、致命的な失敗は避けなければなりません。そこで、自ら最少の失敗を体験して知識を得ることに加え、他人の失敗例から上手に知識を得ることが、失敗から学ぶ最良の道です。すでに自分が習得した知識を使って失敗をシミュレーションすることを「仮想失敗体験」と呼び、その際、強く実感して体得すべく意識することが重要だそうです。論文・書籍・雑誌等の多数の症例にあたることでも仮想失敗体験 (あるいは仮想成功体験) が積めると思います。

また、自分の診療体験を通してしっかりと自分の中に根付いた知識 (体感学習) こそが、新たな知識を受け入れる素地をつくってゆきます。自らの経験を積み重ねることも大事ですが、経験をもとに論理的に思考し、知識の補強や仮想失敗体験を重ね、真の医療の理解と実践につながっていく事と思います。

明確な目標とストラテジーを持って、医療人の第一歩を歩んでいきましょう!

《指導医ブログ》つつじが開花(緩和ケア内科部長 Dr.髙橋)

今日(4月14日)は、昨日とうって変わって晴天ですね。
さて、今朝も播但線高架下の遊歩道を通って通勤したのですが、道沿いのつつじが開花しつつありました。

一緒に植えられている椿も咲いてて、良い感じのコントラストになっていました。 1-2週間後には、満開になると思われます。機会があれば、見に行ってみてくださいね。SARS-CoV-2/COVID-19関連の問題は山積だけど、毎朝花を見ながら通勤すると、癒されますね。
たかはし

《指導医ブログ》富士山登山(耳鼻いんこう科 担当部長 Dr.佐伯)

耳鼻咽喉科の佐伯忠彦です。一昨年の夏休みになりますが、還暦を迎えるにあたり何かチャレンジをしようと思い長男を伴って(に伴われて?)富士山登山をしました。

登山当日は、富士宮ルートの5合目にある登山口(海抜2400m)からいざ出発です。はじめは、意気揚々と快調でしたがジグザグの登山道は徐々に険しくなり、7合目くらいからは高山病のためか頭痛がしてきました。1泊する8号目にある山小屋には出発して5時間後の14時頃にやっと到着しましたが、その直後に雨が降ってきました(夜中は雷鳴や閃光が山小屋のすぐ近くや下界から聞こえたり見られたのは不思議な体験でした)。

ゆっくりと休憩の後、夕食はお決まりのカレーライスです。その後、頭痛に悩まされながらも寝袋に入って寝始めましたが、熟睡はできず早朝4時過ぎに目が覚めました。暗い中、外に出てみると寒く澄んだ静けさが漂っており、久しぶりに満天の星々を見ることができ感動しました。しばらくして徐々に空が白み始め何とか山の稜線近くにご来光を拝むこともできました)(写真1)。

(写真1)雲海と山の稜線が接する近くに現れたご来光

すっかり明るくなってから、眼下全面に広がる雲海を見ながら8合目を出発し頂上を目指し、約3時間後の9時過ぎに頂上の一角にある浅間神社奥宮へ辿り着きましたが、濃い霧が立ち込め残念ながら眺望を楽しむことはできませんでした。おまけに神社でお守りなどを買おうしたら、財布には何と1500円くらいしかありません。仕方なく買えるだけのお守りをゲットして、最後に頂上でも日本一高い海抜3776mにある「剣ヶ峰」(写真2)に登りましたが、その瞬間、富士山登頂を達成できた満足感に浸ることができ人生の節目の良い思い出となりました。

(写真2)富士山頂の剣ヶ峰(後ろは富士山測候所の跡)

下山中のエピソードは紙面の都合で割愛しますが、やっとのことで御殿場ルートの登山口まで下山できたのは15時過ぎで、その時私は疲労困憊にもかかわらずランナーズハイのような充実感に浸っていました。そして、登山靴やウエアを脱いだ時の解放感は今も忘れられません。

このように2日間をかけて、ハプニングもありながら完遂できた富士山登山でしたが、私にとって素晴らしい体験となり満足しています。皆さんもまだ富士山に登った経験がなければ、一度は登ってみてはいかがですか? でも、感動的な登山になるか苦行になるかは天候とあなた次第です!?

《指導医ブログ》産婦人科研修について(産婦人科Dr.谷川)

産婦人科の谷川です。今年も残すところあとわずかとなりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。私は10月から第3子の育休明けで復帰したのですが、我が家はちび子(生後9か月)が鼻水ズルズル、慢性的に風邪をひいており、ご機嫌ナナメな日々を送っています。

私が初期研修をしていた時代、産婦人科は必修科で全員が回っていました。いつの頃からか選択となっていましたが、来年度よりまた必修となるそうですね。当院の産婦人科研修がどのようなものなのか、興味ある方もいらっしゃると思うのでご紹介したいと思います。

産婦人科研修中、研修医の先生は部長である片山先生と一緒に行動します。朝は婦人科回診→産科回診、その後は外来です。外来では赤ちゃんのエコーをしたり、婦人科の方の診察も一緒にします。赤ちゃんのエコーは最初出すべき画像が出せなくて苦労するのですが、研修が終わる頃にはスムーズにできるようになる人がほとんどです。当院にも4Dエコーが導入されており、赤ちゃんのかわいい顔が描出できた時には感動ものです♪

午後は毎日手術が組まれていて、研修医の先生は必ず手術に入るようになっています。帝王切開もありますし、婦人科では腟から行う手術や開腹手術だけではなく、最近では腹腔鏡手術が特に増えてきています。いずれの手術も積極的に手を動かしてもらって、縫合等の手術基本手技を学んでもらっています。また研修医の先生の力量に応じて、実際に執刀をしてもらうこともあります。年間500件程度手術をしているので、1か月研修するだけでもいろんな手術を経験することができますよ。

そして産婦人科といえばやっぱり出産ですよね!日中の分娩はもちろんのこと、夜間の分娩にも積極的に参加してもらっています。夜間のcallは希望を聞きながらしているので、平日毎日on callの研修医さんもいれば、そうでない人もいます。内診したり、分娩の経過を一緒に観察したり、分娩後の処置をしてもらうこともあります。出身大学によっては分娩数が少ないところもあり、あまり分娩に立ち会った経験がない研修医の先生もいると思いますが、痛みに耐えて出産するお母さんとうまれてくる赤ちゃん、それが普通分娩でも帝王切開でも、その場面に立ち会えることはとても素敵な経験になると思います。

産婦人科はいつ分娩があるかわからないのでどたばたと忙しい時もありますが、その分感動する場面がたくさんある素晴らしい科だと私は思っています。手技の経験もたくさんできるし、来年以降当院で研修をする先生方、産婦人科の研修を楽しみにしていてくださいね~♪

《指導医ブログ》釣り(整形外科部長 Dr.尾﨑)

医学生、研修医の皆さんこんにちは!

整形外科の部長をしている尾﨑です。先日、職場の皆と恒例の釣りに行って来ました。

釣り竿やえさエサは船に用意されていて、装備は平等です。それでも、ボウズ(一匹も釣れないこと)から、爆釣れまで釣果(チョウカと読みます)はさまさま。釣りの技術や経験もさることながら、結果に最も影響する要素は運だと思います。手術ではそのようなことは許されませんが...

私の釣果は青物2本。今年は少し寂しい結果。それでも、非常に楽しいひと時でした。写真の背景に見えているのは明石海峡大橋です。

 

釣り哲学者いわく、『釣れない時間も釣り。』だそうです。成功を期待してじっと待ち続ける贅沢な時間も含めて釣りというレジャーなのだと言うことでしょうか?

若い君達は、じっと待ってないで成功を掴み取ってくださいね。