《指導医ブログ》サッカーの3Sと3B(病院長 Dr.若林)

みなさん、こんにちは。病院長の若林です。

私がサッカーを初めたのは大学入学からで、
当時は日本リーグ(Jリーグではありません)が初まり
サッカーブームで盛り上がった頃です。

19歳からの開始はかなり遅い方で上達も若いころに初めた人よりは
ゆっくりでした。

1年くらいすると ある程度ボールを蹴れるようになり
試合に出る機会も得るようになったころ・・・
当時のキャプテン(現在、姫路のC病院医師)から

キャプテン:「若林君、サッカーの3Sを知っとるか?」
若   林:「はい。speed ・stamina・spiritです。
       50m走は6秒4、 1500m走は4分台で練習もいくらでも
       やります!!!
キャプテン:「そうか・・・。では、3Bを知っとるか?」
若   林:「えーっと・・・。ball control・body balance、
       それから・・・。」
キャプテン:「brainだよ。若林君。」
若   林:「は~??」

その後6年間の学生サッカーを終え、卒業後も機会があれば
プレーを続け、60歳以上になってから自分より年上の人と共にプレーを楽しんでいます。

『何でもかんでもポンポン蹴るんじゃない。』
『ボールに近づく前に周りの状況を見ろ。』などと
言われ続けて、やっと見えるような気になってきました。

50年もやってこの程度か・・・とも思いますが、
まだ進歩の余地は十分あるのかなとも思います。

より若い時に学び、勢いだけでなく冷静にbrainを使うことで
より高度なものを習得できるものだと思います。

皆さんも今の時期にいかに集中して学ぶか、
状況判断の訓練を積むかによって何十年後にどんなDrになるかが
かかっています。

今後の健闘を祈っています。