姫路聖マリア病院の特長

  • 周産期医療

  • 急性期医療

  • 回復期
    リハビリテーション

  • 人工透析

  • 地域包括ケア

  • 緩和ケア

  • 障害児・者医療

耳鼻いんこう科

otorhinolaryngology

目次

    診療内容・特色

    当院では小川、佐伯の2名の常勤医師の他に、宮原、小野田、牧野の非常勤医師が各々専門性を生かして診療しております。言語聴覚士が嚥下機能と音声言語等に関する訓練を、また臨床工学課は睡眠時無呼吸診療を担当し、有機的にチーム診療を進めています。
    小川は耳鼻手術・睡眠時無呼吸に力を入れており、佐伯は難聴感染症、宮原は難聴と耳鳴、小野田・牧野は頭頸部腫瘍と得意分野を生かしたチーム医療体制を構築しています。

    取り扱う主な疾患

    アレルギー性鼻炎

    姫路周辺は草木が多く、ほとんど年中季節性アレルゲンに暴露されています。アレルギー関連の検査をより充実させて、きめ細かい対応が出来ることを目指しています。保存的治療の奏功しない症例については、手術療法も考慮し、特異的免疫療法も開始して現在日本アレルギー学会教育施設としての役割も担っています。

    いびき・睡眠時無呼吸

    日本睡眠学会専門医療機関として入院での精密測定のほか自宅でのポータブル機貸し出しでの簡易測定を基本としており、併せて外来での鼻腔通気度検査、鼻・副鼻腔画像や内視鏡などで系統的に精査し、正確な診断と適切な対処法を指南しています。また過眠症診断に不可欠な睡眠潜時(MSLT)測定のほかに、新たにアクチグラムを導入しました。生活習慣病にも配慮しながら関連科と協調しながらインフラを整備し、より専門性の高い施設への参入を目指しています。

    【睡眠時無呼吸外来】の詳細はこちらをクリックしてください

    難聴

    頻度の高い急性難聴の診断・治療を中心に、小児の潜在している難聴を検出し、中耳炎治療や補聴器の適応決定など適切な対応処置をめざす一方、老年者のより良いヒアリング・ケアにも努力しています。宮原はとくに耳鳴症に対するTRT治療に重点をおいており、また希望の多い補聴器に関しては週2ないし3日特殊予約外来を設けています。

    めまい

    発症早期に必要な蝸牛前庭系諸検査を行うようにしており、またCTやMRI画像を積極的に利用して中枢性疾患の鑑別にも心がけています。適宜赤外線フレンツェル眼鏡なども用い、患者説明も重視しています。言語聴覚士によるめまいのリハビリ治療も実施しています。

    人工内耳について

    当院耳鼻咽喉科では、高度の難聴でお困りの患者さんからの要望にお応えするために、2020年7月から成人の中途失聴に対して、人工内耳手術のリハビリテーションを開始しました。人工内耳は、手術をして機械を頭の中に埋め込み、その機械で外部の音刺激を電気信号に変換してこれを直接内耳に伝える高機能電子機器です。補聴を使用しても言葉が十分に聴き取れなくなった方でも、人工内耳を用いると言葉が聞き取れるようになる可能性があります。ただし手術の適応と限界がありますので、事前の十分な検討が必要となります。ご興味のある方は、ぜひ一度受診して相談していただければと思います。適応と診断され、希望に沿って人工内耳の手術を受けられた場合でも、これで終わりではなく、術後定期的にリハビリテーションに通っていただく必要があります。当施設では、人工内耳の機械の調整、聞き取りの訓練、検査等患者さんに合わせた必要なケアを提供していきます。既に人工内耳を装用している方はもちろん、まだ手術を受けるかどうか決めていないけれど難聴で悩んでいる方からのご相談も随時受け付けております。現状では人工内耳の手術自体は別の病院でおこなうことになりますが、手術を行う病院との連絡や連携、手術までの説明・フォロー等も当院で担当医師と言語聴覚士が一貫して行ってまいりますので、安心してお声掛け下さい。

    感染症など

    小児の中耳耐性菌感染、成人の喉頭感染症、診断や治療の困難な感染症あるいは辺縁疾患などが少なくなく、これらについては迅速・適切な対処を心がけています。

    嗅覚障害

    嗅覚検査と問診を基本にしていて、早期に治療方針や予後判定が出来るように努めています。嗅覚障害に対する点鼻治療や服薬指導なども細かく行い、難治とされる嗅覚障害の治療成績向上を目指しています。

    専門外来について

    CPAP外来について

    睡眠時無呼吸の受診を希望の方は耳鼻科外来を受診して下さい。
    担当医師:耳鼻科 小川医師・・外来診療日(月・水・木・金の8:30から11:30までの受付で、診療開始は9:00より)
    初診の方はまず耳鼻科外来を受診して下さい。(初診の方は予約をお取りすることができません)

    ※他院からの紹介の方で、紹介状のFAXを他院から当院地域連携室へ健康保険証のコピーとともに送っていただくことが可能な方については、条件つきで、事前予約が可能です。

    一般的な診察の流れ

    1. 耳鼻科外来受診
      (問診・身体測定(BMIなど)・鼻のレントゲン・鼻腔通気度検査・診察・鼻咽腔ファイバー)
    2. 簡易PSG検査(自宅で行う検査)・睡眠日誌(自己にて記入)
    3. 約一か月後に外来受診(結果説明と追加検査(呼吸機能検査・重心動揺検査・咽喉レントゲン)
    4. 簡易PSGの結果で精密PSG検査を一泊入院で行います。(検査の説明は別に表示)
    5. 上記の流れで検査データ結果のAHI値(簡易検査40以上、精密検査20以上の方が対象)でCPAP適用な場合は健康保険の適応となる為、毎月1回の受診が必要となります。

    精密PSG検査について

    • 一泊入院にて行う、精密検査です。
    • 簡易PSGで中等度・重症の方等が対象となります。
    • 入院当日は15時に来院、翌日朝7時頃をめどに検査を行います。
    • 測定する項目は、脳波・筋電図・眼球運動図・睡眠中の呼吸状態を見るため、鼻の気流と腹部・胸部の動き・血液中の酸素飽和度等を同時に測定します。
    • この検査で眠りの深さ・時間、睡眠障害の有無、無呼吸・低呼吸の有無と重症度、脈拍の変動・睡眠中の体位との関係を解析・診断します。
      (睡眠中の姿勢をテレビモニターで撮影するのもこの為)
    • 検査中は身体にセンサー・電極を取り付けますが、痛みを伴う検査ではありません。
    • 検査の結果・解析には約3週間かかりますので、精密検査の予約と同時に耳鼻科外来にて、3週間後の診察予約を取ってください。
    • 一泊二日の検査料及び入院料については、3割負担の方で約40,000円が必要となります。
    • 検査実施日は月・木・金のいずれかで完全予約制となっております。
    • 精密PSG検査についての予約や詳しい説明については、耳鼻科外来で看護師に確認してください

    睡眠時無呼吸症候群の治療

    治療には、減量を含めて原因に応じた治療が必要です。

    1. CPAP(経鼻持続陽圧呼吸治療)
      睡眠1時間当たりに生じる無呼吸および低呼吸の回数が、簡易PSGで40以上、精密PSGで20以上の方は、この治療をお勧めしています。CPAP治療は保険適応となるため、必ず担当医師の診察が毎月1回の受診が必要になります。鼻マスクを介して閉塞した気道に圧をかけて、自動的にやさしく空気を送り込む治療です。空気の圧力により、閉塞した気道を広げて呼吸できるようにします。根本的な治療ではありません。臨床工学技士が機器の説明や設置等を当院で実施しており、マスクの調整等の不具合にも対応しています。
    2. 口腔内装置
      重症でない方で、咽頭扁桃の狭窄がある場合に有効です。マウスピースを装着します。

    睡眠呼吸障害の診断

    簡易PSG・精密PSGの検査結果をもとに、睡眠時無呼吸(SAS)の診断をします。 また、睡眠時無呼吸以外の睡眠障害にも広く対応しています。担当医師が診断・治療方針決定を行っています。

    簡易PSG・精密PSG検査の解析

    簡易PSGでは、酸素飽和度・呼吸記録から、無呼吸・低呼吸の鑑別。また、精密PSGでは脳波記録から覚醒・睡眠の深さ、呼吸記録から閉塞性無呼吸・低呼吸などの鑑別を行い、各PSG検査は担当検査技師が解析を行っています。

    CPAP機器の指導

    CPAPデータは月ごとに機器内のSDカード等をもとにレポートを作成し、使用時間(使用率)・マスクリーク(空気の漏れ)・などを評価しています。

    長期使用者患者さんではデータの中長期的な変動も考慮し、定期的な再評価も必要です。また、CPAP導入にあたり機器の使用説明、マスク装着の指導や、レポート作成などは臨床工学技士が行っています。

    各専門外来の詳しい情報はこちらをご覧ください。

    医師紹介

    • おがわ てるひろ

      小川 晃弘

      役職
      • 耳鼻いんこう科顧問
      • 睡眠診療部門長
      専門分野
      • 睡眠障害
      • 無呼吸床
      • 内視鏡および顕微鏡手術
      資格
      • 日本耳鼻咽喉科学会専門医・指導医
      • 日本アレルギー学会指導医
      • 日本睡眠学会専門医
      • 日本気管食道科学会専門医
      • 岡山大学医学博士
      メッセージ

      2003年から現職を継続し、耳鼻科特有の手技、処置、検査を大事にし、専門性の高いチーム医療を目標としています。手術や入院、救急への対応強化を図り、臨床工学技士と協力して睡眠呼吸障害の治療を、言語聴覚士と連携して音声・言語治療を行うなど、多職種で協力体制を構築しています。また、2022年4月から新たに睡眠診療部門を立ち上げ、レベルの高い診療を提供できるように努力しています。

    • さいき ただひこ

      佐伯 忠彦

      役職
      • 耳鼻いんこう科専任部長
      専門分野
      • 耳鼻咽喉科一般
      資格
      • 日本耳鼻咽喉科学会指導医専門医・指導医
      • 日本睡眠学会専門医
      • 日本アレルギー学会専門医
      • 補聴器相談医
      • めまい相談医
      • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
      メッセージ

      「患者さんファースト」をモットーに、安心していただける丁寧な診察とわかり易い説明を心掛け、手術では安全と質を重んじています。救急疾患についても迅速に対応したいと考えています。今後も、これまでの経験を生かし、耳鼻咽喉科の一臨床医として地域医療に貢献してまいります。

    • みやはら さとこ

      宮原 聡子

      役職
      • 非常勤
      専門分野
        • 耳鳴り・めまい
    • くろだ かずあき

      黒田 一彬

      役職
      • 非常勤
      専門分野
        • 感染症・東洋医学

    外来担当医表

    ◎:初診担当

    小川
    耳鼻
    佐伯
    全般
    小川
    耳鼻
    小川
    睡眠外来
    予約制
    小川
    全般
    佐伯
    頭頸部・アレルギー
    牧野
    頭頸部
    佐伯
    全般
    小野田
    腫瘍
    宮原
    耳鳴り・めまい
    真鍋
    一般・難聴
    真鍋
    一般・難聴
    黒田
    感染症・東洋医学
    (第2・4)
    佐伯
    感染

    睡眠外来

    ※予約制

    小川医師(木曜日):09:00 ~ 12:00

    ◎:初診担当 (非):非常勤医師

    小川
    予約制

    CPAP外来

    ※予約制

    佐伯医師(月曜日):13:30 ~ 15:00 随時変更あり
    宮原医師(金曜日):13:30 ~ 15:00 随時変更あり

    ◎:初診担当

    佐伯
    (診察 午後)
    予約制
    宮原
    (診察 午後)
    予約制

    休診・代診情報

    • 佐伯医師|休診

    • 佐伯医師|休診

    • 佐伯医師|休診

    • 佐伯医師|休診

    • 佐伯医師|休診

    • 牧野医師|休診

    • 宮原医師|休診

    • 小野田医師|休診

    • 小野田医師|休診

    • 佐伯医師|休診

    • 佐伯医師|休診

    • 黒田医師|休診

    • 小川医師|休診

    • 小川医師|休診

    • 小川医師|休診

    • 小川医師|休診

    • 小川医師|休診

    • 宮原医師|休診

    診療実績

    手術実績(2024年)

    手術名 件数
    先天性耳瘻管摘出術 1 件
    鼓膜チューブ挿入術 17 件
    鼓膜形成術 5 件
    鼓室形成術 2 件
    顔面神経減圧術 5 件
    顔面骨骨折整復術(鼻骨を含む) 6 件
    鼻中隔矯正術 64 件
    下甲介切除術(レーザーを含む) 43 件
    鼻腔粘膜焼灼術(鼻出血止血) 1 件
    内視鏡下鼻副鼻腔手術 76 件
    アデノイド切除術 66 件
    口蓋扁桃摘出術 77 件
    口蓋咽頭形成術(SAS) 14 件
    喉頭微細手術 12 件
    唾液腺手術 6 件
    甲状腺手術 2 件
    頸部リンパ節摘出術 3 件
    深頚部膿瘍切開排膿術 1 件
    その他 34 件
    総件数 435 件

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