内科
- 診療内容・特色
当院内科では、一般内科診療とともに呼吸器疾患、消化器・肝臓疾患、循環器疾患、血液疾患、糖尿病、腎臓疾患、人工透析など広い範囲におよぶ内科疾患に対し専門的な診療を展開しています。また、岡山大学病院血液・腫瘍・呼吸器・アレルギー内科、神戸大学病院リウマチ・膠原病内科、川崎医科大学病院血液内科、腎臓内科、川崎総合医療センター呼吸器内科などの専門医の診療も行っています。
当院は、管理型臨床研修指定病院であり、また多くの学会の専門研修認定施設となっているため、常時複数名の研修医が院内の実地臨床の場で上級医の指導のもと日夜研修に励んでおります。
内科は細分化された各専門分野の診療が要求されることは言うまでもありませんが、内科という科の特性、また高齢化とともに各領域にまたがる疾患を総合的に診療する必要性が年々増加しています。当院の特徴でもある他科とのスムーズな連携を生かして、すべての患者様が科学的知見に基づいた最新かつ最適な医療を享受できることを目指して、統合的な診療を提供できるよう日々心がけております。症状が改善しないなどの心配の患者様がおられましたらいつでもご相談ください。
- 取り扱う主な疾患
■呼吸器疾患
■消化器・肝臓疾患
■循環器疾患
■腎臓疾患
糖尿病・生活習慣病
長年糖尿病教室(糖尿病塾)を開催してきた実績と共に、地域の糖尿病についての患者様の啓蒙と近隣の先生方との連携を図っています。
- 担当医スケジュール
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◎・初診のみ (非)・非常勤医師 青字・男性医師 赤字・女性医師
月 火 水 木 金 松村
血液△木下
一般野口
消化器△金廣
呼吸器・アレルギー松村
血液的野
消化器・肝臓澤田
消化器木下
一般的野
消化器・肝臓野口
消化器木下
一般中島
呼吸器澤田
消化器△木下
一般△木下
一般△澤田
消化器△(非)瀧川
(第1・3・5)
腫瘍△(非)森
糖尿病塩見
感染症・糖尿病・一般塩見
感染症・糖尿病・一般中島
呼吸器・アレルギー(非)佐竹
糖尿病(非)石田
総合内科△(非)近藤
血液中島
呼吸器△(非)宮原
(第1・3・5)
呼吸器・アレルギー(非)守山
総合内科△(非)森
糖尿病△(非)田端
腫瘍(非)佐竹
(第2・4)
糖尿病[内分泌・腎臓外来] [重症喘息外来]
完全予約制梅名 中島 [循環器内科] [循環器内科] [循環器内科] 河田(午前)
(第2・4)非常勤医師 河田(午前)
(第1・3・5)河田(午後)
(第1・3・5)△月曜日の澤田医師の診察は午前中のみ
△第1・3・5月曜日の宮原医師は9:30から診察
△第2・4月曜日・毎週火曜日の佐竹医師の診察は完全予約制
△火曜日の瀧川医師は第1・3・5火曜日のみ診察
△火曜日の木下医師の診察は午前中のみ(初診のみ)
△第3水曜日・毎週木曜日の森医師の診察は午後のみ ※予約制
△木曜日の金廣医師の診察は午前中のみ
△木曜日は木下医師・近藤医師(9:30から診察)のうちどちらかが診察(木下医師は初診のみ)
△金曜日は木下医師・田端医師のうちどちらかが診察(木下医師は初診のみ)【内分泌・腎臓外来】
受付は8:30 ~15:00まで、診療は14:00 ~ 15:00まで【循環器内科】
河田医師(第1・3・5火曜日):13:00 ~15:30 受付は15:00まで
河田医師(第2・4火曜日):09:00 ~
河田医師(第1・3・5金曜日):09:00 ~
非常勤医師(水曜日):09:00 ~ 11:30 受付は11:00まで【重症喘息外来】
※完全予約制
診察は14:00 ~ 15:00まで - 医師紹介
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氏名 金廣 有彦(カネヒロ アリヒコ)
役職 病院長、健康管理センター長、マリア・ヴィラ管理者、アレルギー疾患総合診療部門 部門長
資格 医学博士
岡山大学医学部医学科臨床教授
日本アレルギー学会前理事
日本アレルギー学会功労会員
国際喘息学会 日本・北アジア部会幹事
日本喘息学会代議員
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会代議員
日本職業・環境アレルギー学会評議員
日本職業・災害医学会評議員
日本呼吸器学会アレルギー・免疫・炎症学術部会将来計画委員
日本内科学会認定医・指導医
日本アレルギー学会専門医・指導医
日本喘息学会専門医
麻酔科標榜医
インフェクションコントロールドクター
PMDA独立行政法人医薬品医療機器総合機構専門委員
日本アレルギー学会「喘息予防・管理ガイドライン2012, 2015, 2018, 2021」作成委員
日本呼吸器学会「難治性喘息の診療の手引き2019, 2022」編集作成委員
日本喘息学会「喘息診療実践ガイドライン2021, 2022」作成委員担当 呼吸器アレルギー内科
メッセージ 我が国では国民の約2人に1人が何らかのアレルギー疾患(気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アナフィラキシーなど)を有し、またその合併症も多彩で患者数は年々増加傾向にあります。当院では、県内外および地域においてアレルギー疾患を有する患者様が科学的知見に基づいた最新かつ最適な医療を等しく享受できることを目指して、各科(内科、小児科、耳鼻科、眼科、皮膚科)と連携し「アレルギー疾患総合診療部門」を開設いたしました。これまでコントール不良な重症アレルギー疾患患者様に対する「プレシジョン・メディシン」(様々なフェノタイプ・エンドタイプ~臨床的特徴や種々のバイオマーカーなどによるグループ化~に基づいた個別化治療)に基づいた診療の推進に取り組んでまいりましたが、引き続き気管支喘息、とくにコントロール不良な重症喘息の鑑別診断や治療、また喘息に伴う種々の合併症や併存症、COPD、慢性咳嗽などの鑑別治療や種々のアレルギー疾患を中心として最良の治療を提供いたします。いつでもご相談ください。
氏名 松村 正(マツムラ タダシ)
役職 内科部長、内科専攻研修センター長
資格 日本内科学会総合内科専門医・認定内科医
日本血液学会血液専門医担当 一般内科
メッセージ 内科医師の数も少しずつ増えて外来が充実してきています。私は血液内科を中心に内科全般を診療させていただいています。白血球や血小板の異常、リンパ節腫大、血が止まりにくいなどを指摘されたらぜひ私のところを受診してください。増加傾向にある血液腫瘍は当院で治療できる疾患であれば抗がん剤治療を積極的に行っています。分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤などによる治療も行っています。
氏名 河田 正仁(カワタ マサヒト)
役職 循環器内科部長、姫路メディカルシミュレーションセンターひめマリア管理者
資格 医学博士
神戸大学医学部臨床教授
日本内科学会総合内科専門医・指導医
日本循環器学会専門医
日本心血管インタ-ベンション治療学会専門医・代議員
心臓リハビリテーション指導士
構造的心疾患(SHD)心エコー図認証医
植込み除細動器・両心室ペースメーカー治療登録医
日本心血管インタ-ベンション治療学会近畿支部運営委員
ICLSディレクター担当 循環器内科
メッセージ これまで神戸市や明石市で狭心症や心筋梗塞、下肢閉塞性動脈硬化症のカテーテル治療、弁膜症、心不全の診断治療などに従事してきました。今後は高齢化によりますます増加する心不全、心房細動、弁膜症などの診断と治療、さらにそれらの再発を防ぐ心臓リハビリテーションに注力していくつもりです。不整脈を含めあらゆる心疾患を診ることが可能ですが、近隣病院の循環器内科、心臓血管外科と連携して対応してまいります。よろしくご相談、ご紹介ねがいます。
氏名 的野 智光(マトノ トモミツ)
役職 消化器肝臓内科部長、超音波診療部門 部門長
資格 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本消化器病学会消化器病専門医・指導医
日本肝臓学会肝臓専門医・指導医
日本超音波医学会超音波専門医・指導医・代議員
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本医師会認定産業医
兵庫医科大学病院肝胆膵内科非常勤医師担当 肝臓内科、消化器内科
メッセージ 肝炎や肝脂肪、肝がんを中心とした肝疾患診療を専門とし、特に肝臓における超音波診療やがん治療を得意としています。また、胃内視鏡や大腸内視鏡検査も行っています。現代医療は以前と比較にならないほど高度医療化が進んできており、業務も増加・煩雑化してきています。医師のみでの医療は成り立ちません。看護師、検査技師、放射線技師、管理栄養士などのメディカルスタッフの方々とともに連携し、スキルアップを図り、患者さん・地域の皆様にとって良い診療を行っていきたいと考えております。
氏名 野口 敏生(ノグチ トシオ)
役職 消化器内視鏡内科部長
資格 日本内科学会認定内科医・総合内科専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医・指導医
日本消化器病学会消化器病専門医・指導医
日本消化管学会胃腸科認定医・専門医
日本ヘリコバクター学会ピロリ菌感染症認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本老年医学会老年病専門医・指導医
日本アレルギー学会アレルギー専門医
日本プライマリケア連合学会・プライマリケア認定医
日本医師会認定産業医
医学博士担当 消化器内科、一般内科
メッセージ 消化器疾患、特に胃腸・胆膵疾患の内視鏡検査・治療を中心に診療を行っています。 地域の皆様・先生方との連携を第一に大切にし、最新の検査・治療を含めた充実した検査・治療の提供を心掛け、皆様にわかりやすい医療の提供を心掛け、日々の診療に励んでいます。
また、一般内科の診療にも日々励んでいます。健康面でお困りのことがあれば、どうぞご相談ください。氏名 塩見 耕平(シオミ コウヘイ)
役職 総合内科部長
資格 日本内科学会総合内科専門医・認定内科医
日本医師会認定産業医
日本医師会認定健康スポーツ医担当 一般内科
メッセージ 一般内科は日常的に頻度の高い疾患に対応しつつ、必要に応じて専門各科への紹介を行っています。『事後の百策より事前の一策』と申します。病気が起こってから治療するのではなく、病気にならないように、病気になっても問題が大きくならないように、対応していきたいと思います。
氏名 中島 康博(ナカジマ ヤスヒロ)
役職 呼吸器内科副部長、アレルギー疾患総合診療部門 副部門長
資格 医学博士
日本内科学会内科認定医
日本呼吸器学会呼吸器専門医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
日本呼吸器内視鏡学会呼吸器内視鏡専門医
日本結核・非結核性抗酸菌症学会結核・非結核性抗酸菌症認定医
兵庫医科大学呼吸器・血液内科学非常勤講師
日本アレルギー学会専門医担当 呼吸器内科
メッセージ 2020年4月より兵庫医科大学病院より地元姫路での勤務を始めさせていただきました。当科では、肺癌に対する化学療法や、重症気管支喘息に対する生物学的製剤の使用、間質性肺炎に対する抗線維化薬の導入など、呼吸器疾患に対して専門的な治療を行っております。特に重症喘息専門外来、肺癌に対する外来化学療法は当院の特徴の一つです。姫路市のみならず兵庫県西部の医療圏を対応しており、呼吸器疾患で何かありましたらいつでもご相談ください。
氏名 木下 修(キノシタ オサム)
役職 内科医長
担当 呼吸器内科、東洋医学(漢方)
メッセージ 2008年2月より当院内科にて診療しています。もう、バリバリ世代ではありませんので、専門科に関わらず内科全般を担当しています。これまでの経験を生かしながら新しい知識も採り入れて、診断・治療してまいります。近郊のみなさま、開業医のみなさまのお役に立てるよう、努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
氏名 梅名 幸生(ウメナ サチオ)
役職 内科医長
資格 日本内科学会総合内科専門医・認定内科医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医
日本医師会認定産業医担当 内科(内分泌、腎臓)
メッセージ 健診センター(マリアドック)の担当医です。毎日健康に過ごしているとつい忘れがちでありますが、がんや、脳卒中、心臓病といった生活習慣病の早期発見を目標としております。人生の大難を未然に防ぎ、より充実した日常生活が送れることが、メディカルチェックの役目と考えております。健診で異常が発見された方は速やかに当院外来や、専門医に紹介しております。1日コース、一般健診、特定健診を受診される患者様、気楽にご相談ください。
また、内分泌・腎臓外来を担当しており、近年増加しつつある慢性腎臓病(CKD)を中心とした外来を担当しております。
氏名 田村 亮(タムラ マコト)
担当 地域包括ケア病棟
メッセージ 高齢者は、若年者とは体や精神など異なっています。病気に罹患しても完全に治すことは難しく、いくつかの疾患を抱えたままで生活されます。そのような状態でも自宅で安心して生活できるように、医療と介護の環境を作ることをお手伝いしたいと思います。
氏名 澤田 幸子(サワダ サチコ)
役職 内科医長
資格 日本内科学会総合内科専門医・認定内科医
日本ヘリコバクター学会認定医担当 一般内科、消化器内科
メッセージ 週3回の外来診療と週2回の消化管内視鏡検査を担当させていただいております。薬や検査、治療方法も少しずつ変化しています。日々変化する新しい知識を、できるだけ習得し、できるだけ苦痛の少ない検査ができるように、努力して参りたいと思います。
氏名 黒田 桃子(クロダ モモコ)
資格 日本内科学会認定内科医
担当 一般内科
メッセージ 2012年より勤務しております黒田と申します。健康のありがたみはなかなかわからないものですが、加齢に従って様々な病気にかかるようになります。加齢は止めることはできませんが、せめて病気にかかりにくくする、もしくはこれ以上悪くならないようにすることはできると思います。診察を通じてその手助けが少しでもできればと考えております。
氏名 佐藤 香苗(サトウ カナエ)
資格 日本内科学会認定内科医
担当 健康管理センター
メッセージ 生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症等)は初期の頃はほとんど自覚症状がありません。そのため不健康な生活習慣を続け、いつのまにか悪化してしまうことがあります。健診では病気の早期発見、生活習慣病の予防を目的に色々な検査を行います。自覚症状がない段階での病気の発見は早期治療に繋がり治る可能性も高くなります。病院を受診する程ではないけれど、少し気になる症状があるという場合もお気軽にご相談ください。健診が皆様の健康管理に少しでもお役に立てればと思っています。
氏名 多田 陽郎(タダ アキオ)
担当 呼吸器内科
メッセージ 2022年4月より当院呼吸器内科に赴任となりました。呼吸器は昨今のコロナウイルスの影響で特に需要が高まっている医療です。呼吸の病気は体全身の病気につながることも多く、体全体でご満足いただけるような医療を心掛けています。