先日、母校(奈良県立医科大学: 奈良県橿原市)の緩和ケア研修会に、講師・ファシリテーターとして参加してきました。懐かしい仲間と再会し、楽しい学びのひとときを過ごしました。
さて、研修会が終わってから、学生時代(19歳の頃)から20年通い続けていた中華料理屋さんに行ってきました。このお店は医大生の胃袋を満たし続けてウン十年!! 奈良医大生のソウルフードなんです。店に入り、「懐かし〜な〜。」と思っていると、古株のおばちゃんが、
『高橋先生やないの〜、久しぶりやね〜。たしか転勤したって言うとったね〜。』
「そうなんですよ。実は故郷の姫路に帰って、姫路で働いてますねん。」
『そ〜なんや〜。姫路か〜、それは遠いな〜。』
「出前は無理でしょ。」
『そりゃ無理や。でも先生がおらんよ〜になってから、麻酔科(僕はもともと麻酔科医)からの出前(注文)がなくなって、寂しいわ〜。』
「そ〜なんや、今の麻酔科は食楽 (お店の名前は食道楽。略して食楽) 食べへんのや。ま、おばちゃん。毎年大学でやってる緩和ケア研修会には参加してるから、また来年も食べに来るわ。それで許して〜。」
『ありがと。ほな、楽しみに待ってるわ。』
20年前、若かった頃を思い出す会話。
ノスタルジックな気分になった、奈良:橿原の夜でした・・・。
by 高橋@姫路聖マリア病院緩和ケア内科