《研修医ブログ》卒後臨床研修修了証書授与式が執り行われました

研修医1年目の毛利です。

現在私は麻酔科を研修させていただいており、学びの多い日々を過ごしています。

春は出会いと別れの季節ということで、先日研修医2年目の先輩方の研修修了式が行われました。1年目も参加させていただきましたが、素晴らしい式でした。病院からは修了のお祝いに白衣の贈呈がされました。私たち1年目からも、感謝を込めてささやかな贈り物をさせていただきました。色紙作成にご協力いただいた先生方や事務局の方、ありがとうございました。

たくさんお世話になった先輩方の研修修了はとても喜ばしい反面、少し寂しい気持ちもあります。入職して右も左もわからないところからのスタートでしたが、先輩方が時にやさしく時に厳しく指導してくださり、1年間なんとか働くことができました。困ったときはすぐに頼ってしまいたくなるほど頼もしく尊敬できる先輩方でした。短い期間ではありましたが、先輩方と働くことができて本当によかったなと思います。2年間の初期研修、お疲れ様でした。先輩方の新天地でのご活躍を心からお祈りしております。

来月からは新たに研修医を迎え、私たちが2年目となります。先輩方のようになれるか不安ではありますが、精一杯頑張りますので温かく見守っていただけたらと思います。4月から研修医1年目として働かれる皆さんは、頼りない私たちではありますが一緒に頑張っていきましょう、よろしくお願いします。

《研修医ブログ》フルマラソンに参加しました

研修医2年目の村井です。2月半ばを過ぎ、春の足音が間近に感じられてきましたね。

私事ではありますが、先日研修医の同期、後輩と一緒に高知龍馬マラソンに参加してきました。初めてのフルマラソンで、参加を決めた10月ごろから練習を始めましたが、思った以上に練習は進まず、不安を感じながら前日に高知入りをしました。初めての高知ということもあり、前日は観光をし、カーボローディングとかこつけて名物を食べつくしました。緊張であまり眠れないまま当日を迎えましたが、走り出してからは寝不足なことも忘れて気持ち良く走れました。しかし、30㎞程で急に足の痛みが強くなり、よく言われている「30㎞の壁」に突入・・・何で足が動いているか分からないくらい足の感覚もなくなってきて、何回も諦めたいと思いましたが、何とか自分を奮い立たせて、無事5時間19分で走り切ることが出来ました。完走を目標に練習していましたが、思った以上の結果に、頑張って良かったと心から思えた瞬間でした。

同期に半ば無理やり誘われて断りきれずに参加したマラソンでしたが、今まで味わったことのない達成感を味わうことが出来て、人生の中で忘れられない経験になりました。めげずに誘ってくれた同期に感謝です。

私の中での大イベントであったマラソンを終え、研修終了まであと1か月ほどになってしまいました。本当にあっという間の2年間でした。私は学生の頃から周産期に興味があり、マリア病院で研修を始めましたが、産婦人科の研修を経て、より周産期に携わっていきたいという気持ちが強くなり、来年度から産婦人科を専攻することに決めました。産婦人科の研修では胎児エコー、会陰縫合など様々な手技を経験させていただき、手技の楽しさを知ることが出来ました。産婦人科を志している学生の皆さんも、そうでない皆さんもぜひ見学に来て、マリア病院の雰囲気を感じてみてください。

《研修医ブログ》年末年始

まだまだ寒い日々が続いていますが、段々と日の長さを感じるようになりましたね。
こんにちは、研修医1年目です。

昨年度の年末年始は卒業試験、国家試験に追われてゆっくり過ごすことができませんでしたが、今年度は追われるものがないということで、九州に住んでいる祖父母に会いに行きました。

私の実家では犬を3匹飼っているので8時間ほどかけて車で向かいます。普段運転をしない私にとっては久しぶりの運転です。しかも夜中に出発するので真っ暗闇の中ひたすら運転します。深夜ドライブにはこの曲がピッタリだなんてセトリを考えていたのですが、いざ運転担当になると緊張して全く音楽を楽しめませんでした(笑)それどころか家族が寝てしまったので悪いことばかり想像して恐ろしくなっていくのでした。

広島から時間にして1時間半ほどで交代したのですがどっと疲れてしまい、いつの間にか夢の中、、、目覚めたときには関門海峡を越えておりました。そんなこんなで祖父母宅に到着し、久しぶりにゆっくりとしたお正月を過ごせました。

本当であれば初日の出など縁起の良いものをお見せしたかったのですが、早起きがどうしても苦手な私ですのでお正月に撮影したSL人吉を。

6年生の方々は国家試験にむけてラストスパートをかけているところだと思います。くれぐれも体調には気を付けて走り切ってください。

《研修医ブログ》小さな楽しみと

年末の足音が聞こえて参りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 12月後半から寒さが本格化して、辺りはすっかり冬の様相ですね。毎日もこもこ靴下ともふもふスヌードがお友達です。

研修が始まってからもうすぐ2年が経ちます。右も左もわからず走り回っていた1年目に比べれば、前後くらいはわかってきたでしょうか。支えてくださる皆様のおかげで、やっと地に足をつけて学べているような気がします。最近の楽しみは、毎朝の挽き立て珈琲です。ふるさと納税でお迎えした某tw⚪︎nbird社製コーヒーメーカーに豆と水を準備すれば、ボタンひとつで簡単美味しい素晴らしい(COIはありません)。穏やかな朝に響く豆を挽く音、部屋一面に広がる珈琲の香り。眠たい頭を醒ましてくれます。こういった時間に人生の喜びを感じます。

さて、少し前のまだ昼時には陽気が残る頃、僭越ながら学会発表に行ってきました。 12月8、9日の2日間に渡り行われた第139回日本医学放射線学会中国・四国地方会に参加し、とある症例について発表しました。上級医の先生のご指導のもと、症例について理解を深め、論文を漁り、スライドに落とし込み、先生方と議論し、更に論文を漁り、、、。想像通り大変な作業でしたが、熱心で優しい先生方のおかげでなんとか完遂することができました。お世話になった先生方、たいへんありがとうございました。
やはり失敗は怖いです。準備は足りているか、そもそも内容が間違っていないか、質問には対応できるのか。しかし、やってみなければ何も始まりません。研修医だからこそ、多少大味な発表でも許容されましょう。失敗を過度に恐れず、学会という大きな場で実際に発表する経験を積んだことは、今後の人生の確かな糧になったと感じています。たとえ質問への回答に詰まり、上級医の先生に助け舟を出していただいたとしても。それは失敗ではなく、将来への礎なのです、きっと。

2年間の初期研修、学びの種はそこかしこに散らばっていることを実感します。これからも様々な艱難辛苦を味わいつつ、日々の小さな楽しみとたまの大きな幸せを感じながら過ごしていけたら。充実した人生なのかなと思う今日この頃です。

学会終わりに立ち寄ったカフェは、クラシックレコードの流れる幻想的な空間でした。その程近く、瀬戸大橋を臨む展望台からの素敵な景色です。

《研修医ブログ》ICLSコース

いきなり寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ついこの間まではよく行くスーパーにハロウィンの飾りが並んでいたのに、気づいたらかわいいクリスマスのオーナメントが並び始めていて、驚くと同時にわくわくしています。1年はあっという間ですね。
…という文章を書きながら、初期研修期間も残り半年を切っているということに気づき衝撃を受けている研修医2年目です。本当に早い。

まだ少し暖かかった11月初めに、院内でICLS研修会が開催されました。
ここ数年は開催が見送られていたようですが、今年から再開となったようです。
ICLSとは、「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字をとった略語で、講習会では突然の心停止に対するチームでの蘇生を学んでいきます。今回は研修医だけではなく看護師の方とも一緒にグループを組み、実技を中心に1日かけて研修が行われました。
前半はBLS(一次救命処置)や心電図波形の診断、気道確保等を復習し、後半はシナリオに沿ってトレーニングを行いました。

特に後半のシナリオに基づいたトレーニングでは、グループで役割を回しながら、一回一回良かった点や反省点を振り返り、次の目標を決めてシナリオに取り組みました。
皆さん積極的に意見を出してくださったので、これまでの自分にはなかった視点を学べました。また、役割をローテーションしていくことで、この役割の時にはこういう動きや発言があるとありがたいという学びも得られました。

後半になるにつれてグループのメンバーの動きもよくなり、一連の共通の流れをお互いが認識できているということも蘇生をスムーズに行えるかに関わってくるのではないかと感じたので、また繰り返し復習しながら、しっかり現場で生かせるようにしていきたいと思います。

《研修医ブログ》マッチングお疲れさまでした

こんにちは!研修医Uです。

だんだん気温も下がってきて、待ちに待った秋到来!……かと思えば夏日になったり一気に冷え込んだりと、毎日ジェットコースターみたいな気温ですね。いかがお過ごしでしょうか。

6年生の皆さんはマッチング本当にお疲れさまでした。ありがたいことに当院はフルマッチ! 6人の新しい先生方とお会いする4月がとても楽しみです。卒試や国試の対策に追われて必死に机に向かっている方。マッチングがひと段落して少し気が抜けてしまった方。みなさん思い思いの11月を過ごされていることかと思います。

あれからもう1年経ったのかと懐かしくなってきたので、去年の11月を振り返ってみました。そういえば。卒試1週間前に給湯器が壊れ、遠くの銭湯にしばらく通ったのを思い出しました。時間がもったいないと正直焦りましたが、大きなお風呂でリラックス出来たので結果として良い気分転換になりました。文字通り、結果オーライってやつです。

国試のような長期戦では、勉強する時は勉強する、休む時は休むとメリハリをつけることが大切です。うまくストレス発散しつつ国試までの数か月を駆け抜けてくださいね。応援しています!

《研修医ブログ》研修が始まって半年になろうとしています

はじめまして、研修医1年目の上田です。
先月は産婦人科の研修でした。

産婦人科では、手術やお産の助手をさせていただいたり、外来の見学をさせていただいたりする中でたくさん学ばせていただきました。当院の研修は実践力に主を置いており、様々な手技を経験させていただくことができるのでモチベーションを維持しやすい研修になっていると思います。

さて、研修生活ももう1/4の半年が過ぎようとしています。

初めはどんな人と研修するんだろう、友達ができるだろうかと不安に思っていましたが、研修生活半年にもなると自然と仲良くなることができました。下手だったゴルフをみんなに教えてもらったり、一緒にごはんにいったり、プライベートでも充実した生活を送っています。

このブログを見てくださっている皆さんとも一緒に働き、仲良くなっていきたいと思っています。是非興味がありましたら一度見学にいらしてください!お待ちしています!!

《研修医ブログ》8月の研修

こんにちは。研修医2年目の中嶋です。

今月は2年目にして初めて整形外科での研修となりました。

整形外科では、手術にいれていただいたり、救急外来での整形外科疾患の対応を勉強させていただきました。学生のときは整形外科の実習はコロナ禍でオンライン実習であったため全てが初めての経験でしたが、親切で優秀な指導医の方々の下で、多くを学ばさせていただきました。

私にとって外科系の研修は、学生時代に何も経験できていないこともありいつも不安な気持ちにはなるのですが、当院の先生方は優しく、外科系に苦手意識がある人にもお勧めです。

研修生活も2年目となり、新たに1年目の先生も入職してきて、1つの研修医室で12人毎日のように顔を合わせますが、公私ともに皆で充実した生活を送れています。

気になる方は是非当院に見学にいらしてください。お待ちしております!

《研修医ブログ》将来のこと&縫合実習Part2(研修医2年)

こんにちは。研修医2年目のTです。
本当は6月中にブログを書く予定だったのですが、とても遅くなってしまいました…。
少し前の話ですが、予備校時代の友人たちと会ってきました。以前は毎年会っていたのですが、コロナ禍で集まれなくなり、約4年ぶりの再会になりました。その時食べたパエリアの写真を載せています。話の内容が社会人らしくなり、大人になった実感がわきました。医療関係以外の人もいたので、普段関わらない職種の話なども聞けて楽しかったです。あの時はそれぞれ将来どんな風になっているのか想像がつかなかったので、みんなの近況が分かり新鮮な気持ちになりました。


将来といえばそろそろ研修医2年目も診療科を決める時期となってきました。私は結局3年目以降は泌尿器科に進むことが決まりました。学生の頃は手術がある診療科には絶対に進まないと決意していたのに人生は分からないものだなと思いました。

話は変わりますが、先日外科の先生方指導の下縫合・結紮研修が行われました。実は1年前にも縫合実習のことをブログに書いていたのでとても懐かしい気持ちになりました。1年目と2年目の研修医で和気あいあいとしたいい雰囲気で行えました。昔は縫合をするのがあまり好きではなかったのですが、上級医の先生方が優しく指導してくださったおかげで研修医になってからはとても好きな手技になりました。マリア病院は先生やコメディカルの方々に優しい方が多くアットホームな雰囲気の病院なので、興味のある方はぜひ見学に来ていただけるとありがたいです。また、もし泌尿器科志望の方がいたら声をかけてくださると嬉しいです。

《研修医ブログ》週末の過ごし方

1年目研修医のAと申します。

先月は麻酔科で研修させていただきました。
麻酔科では気管挿管を毎日繰り返すことで上達することができました。当院は実践力を重視しており、1年目からさまざまな医療行為を自ら経験することができます。

研修医は同期6名と丁度良い人数で出身大学も様々なので、馴染みやすい方だと思います。また、宿舎が病院の隣に立地しており時間に余裕のある生活ができています。

さて私事ですが、週末に富士スピードウェイを訪れ、スーパーフォーミュラのテスト走行(上)と併設のミュージアム(下)を見学しました。

写真の赤い車両は、イタリアの都市間公道レース『ミッレミリア』を戦った1930年式アルファ・ロメオ6C1750です。当時最新鋭の航空機の構造を参考にした設計であり、93年前にして最高速度140km/hを発揮しました。湖や城郭が連なる風光明媚な街道を、目にも鮮やかな名車たちが駆け抜ける様はさながら走る宝石のようで本当に素敵な光景だったことでしょう。
ご覧のように、100年近い歳月はマシンの形状を大きく変えましたが、しかし唯一変わっていないと感じたことがあります。
それは各時代のレーシングカーが美しいボディに強大なパワーを備えた『勝つためのメカニズム』だということです。

散漫になりましたが、以上のように刺激的な週末旅行でリフレッシュできました。

最後になりますが、実践重視で休日も満喫できる当院を研修先候補に加えていただければ幸いです。