《指導医ブログ》産婦人科の紹介(産婦人科部長Dr.中務)

医学生・研修医の皆さん、こんにちは。産婦人科の中務です。

産婦人科は周産期医療、生殖内分泌、婦人科腫瘍などに分野が分かれますが、私が産婦人科を志したのは、新しい命の誕生に立ち会えることと、手術を通じて患者さんの役に立ちたいという思いからでした。

当院の周産期医療に関してですが、2023年の分娩は382件(うち帝王切開107件)でした。無痛分娩は行っていませんが、希望者には経静脈患者管理鎮痛(IVPCA)による和痛分娩を行っています。
手術件数は397件(腹腔鏡手術 119件 子宮鏡手術23件)で、特に当院では患者さんに低侵襲な腹腔鏡手術を積極的に行っています。

また、腹腔鏡手術に関してはお腹に傷をつけないvNOTES(Vaginal Natural Orifice Transluminal Endoscopic Surgery:経腟的腹腔鏡手術)を姫路市で唯一行っている施設です。卵巣嚢腫でお腹に傷をつけなくない患者さんの受診も増えており、また、手術を受けられた患者さんも、術後の痛みの少なさに喜ばれています。

研修医の先生には外来見学、超音波検査の実施や手術に関しては、慣れれば第一助手に入ってもらっています。
興味がある方は是非一度見学に来てください。