いきなり寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
ついこの間まではよく行くスーパーにハロウィンの飾りが並んでいたのに、気づいたらかわいいクリスマスのオーナメントが並び始めていて、驚くと同時にわくわくしています。1年はあっという間ですね。
…という文章を書きながら、初期研修期間も残り半年を切っているということに気づき衝撃を受けている研修医2年目です。本当に早い。
まだ少し暖かかった11月初めに、院内でICLS研修会が開催されました。
ここ数年は開催が見送られていたようですが、今年から再開となったようです。
ICLSとは、「Immediate Cardiac Life Support」の頭文字をとった略語で、講習会では突然の心停止に対するチームでの蘇生を学んでいきます。今回は研修医だけではなく看護師の方とも一緒にグループを組み、実技を中心に1日かけて研修が行われました。
前半はBLS(一次救命処置)や心電図波形の診断、気道確保等を復習し、後半はシナリオに沿ってトレーニングを行いました。
特に後半のシナリオに基づいたトレーニングでは、グループで役割を回しながら、一回一回良かった点や反省点を振り返り、次の目標を決めてシナリオに取り組みました。
皆さん積極的に意見を出してくださったので、これまでの自分にはなかった視点を学べました。また、役割をローテーションしていくことで、この役割の時にはこういう動きや発言があるとありがたいという学びも得られました。
後半になるにつれてグループのメンバーの動きもよくなり、一連の共通の流れをお互いが認識できているということも蘇生をスムーズに行えるかに関わってくるのではないかと感じたので、また繰り返し復習しながら、しっかり現場で生かせるようにしていきたいと思います。