《指導医ブログ》withコロナ時代(整形外科部長Dr.三谷)

医学生の皆さん、こんにちは。マリア病院整形外科の三谷です。

2021年11月末現在、コロナはやや落ち着いた時期ではありますが、
以前のようには外出や飲み会などが自由にはできない不便な状況が続いています。
ただ徐々に国内旅行などは増えてきている状態で、自分もそろそろどこかに行きたいと考えていました。
そんな折、数日前のニュースでオミクロン株というあらたな変異ウイルス株が出現したようです。
その感染力やいままでのワクチンが効果あるのかどうかなどまだ不明で、今後の調査で明らかになっていくものと思われますが、せっかく日本では小康状態になっているのに、またかとすこしがっかりしています。

昨年からの仕事上で、特にかわったところでは、学会がwebと現地参加のハイブリッドになったことです(昨年はwebのみが多かったです)。
医師の業務の一つとして学会発表があります。
学会で発表する準備をすること自体は自分の勉強にもなり、学会に参加をして他の先生の講演を聴くことも大変勉強となり有益です。
日常業務自体もある程度多忙な状態で、発表の準備をすることはかなり大変ではありますが、僕自身は、学会で現地参加をすることで気分転換をはかり、かつ現地の美味しい食事などを食べることなどが、学会発表を行う原動力にもなっていました。
それが、web開催は大変便利ではありますが、実際出張して参加するのとでは、やはり集中して聞くことも難しく、昨年は学会発表の意欲も減退していました。
反対に地方会や大学でのちょっとした講演会はwebで自宅や職場で見ることができるようになり、とても便利になりました。

withコロナとなってしまった昨年から現在までのこの自粛、自粛の時代に学生生活があたってしまった皆さんは大変だったと思います。
ただ過度な自粛は運動不足にもなるため、僕自身はテニスとフィットネスジムにそれぞれ週に1回通っています。
今後withコロナ時代の新しいライフスタイルが確立していくのでは思いますが、また友人、同僚の方々、そして、皆さんと一緒に飲み会などができるように早くなればいいなと考えています。

《研修医ブログ》JATECコースに参加しました。

皆さん、こんにちは。
8月ブログ担当の内藤です。

先日JATEC(Japan Advanced Trauma Evaluation and Care)に参加してきました。
JATECコースでは外傷診療に必要な知識と救急処置を模擬診療を介して学習していくトレーニングコースです。

僕がJATECに参加しようと思った理由は2つあります。
1つ目は、将来外科に進むにあたり、外科専門医修練カリキュラムにおける外傷診療のうち6点(e-learning含む)としてカウントできるから。

2つ目として、市中病院では三次救急を経験する機会がなく、初期対応や蘇生をガイドラインに基づいて勉強したいから。

ちなみにJATECコースはとても人気があり、また救急医が優先的に採用されるため、初期研修医が受講するのはかなり難しいと聞いていました。

ところが、実際申し込んでみるとなんと1回目で採用されるという奇跡が起きました。

とても嬉しく思った反面、今の自分のレベルで受講して、付いていけるのかという不安がありました。

そういうわけで、JATEC受講2週間前から滅茶苦茶勉強しました。朝早くに病院に行き、就業前に勉強、家に帰ってからも勉強、休日はスタバに行き勉強。こんなに勉強したのは国試以来かもしれません。

ちなみに、JATECコースは2日間にわたって行われます。

1日目はひたすら手技、読影の練習です。

外科的気道確保、胸腔ドレナージなどの外傷蘇生に必要な手技の習得、胸部Xp、骨盤部XpのPrimary Survey、Secondary Surveyでの読影の手順、抜けのない読影方法を学んでいきます。

1つのブースで約30分間ひたすら手技の反復をし、すぐに次のブースに移動して、また手技の反復。息つく間もなくどんどん進んでいきます。

2日目は初日に学習した各種技能や診察の手順を基本にして、模擬診療を行いました。外傷患者の様々なシナリオが用意されていて、飽きることなく模擬診療を楽しむことができました。

JATECコースを受講して良かった、というのが率直な感想です。

勉強した甲斐もあり、楽しんで受講できました。

JATECコースは受講料が60,000円超とかなり高額ではありますが、それでも受講する価値はあると思います。受講料を支給していただいたマリア病院には感謝しかありません。

もちろん、年間での支給額上限が決まっています。僕は入職してから、BLS、ACLS、JATEC、その他エコー研修すべて支給していただきました。ありがとうございます。

医学生の皆さん、病院選びの際は研修、講習会の際に病院から支給されるか否かも参考にしてみると今後の為になるかもですね。

長文となりましたが、提出が遅れた分は挽回できたのではないでしょうか。

さて、ここで問題です。8月担当の僕がなぜ今まで書かなかったのか。

  • 書く内容がなかった
  • 催促する臨床研修センターの人とどちらが先に諦めるか我慢比べ
  • 提出を忘れていた
  • 書くのが面倒だった

国試的にはどれも禁忌肢ですね(笑)
答えは病院見学の際に古和さんに聞いてみてください。
それでは体調に気をつけてお元気で!

【事務局ブログ】ギプス巻き実習@モーニングレクチャー

こんにちは。臨床研修センター事務局の古和です。
今回は研修医必修の『モーニングレクチャー』を紹介します。

毎週木曜日の朝7時30分から1時間程度、年間を通して講義があります。
就業開始前の講義となるので、出席時間は後日に振替休暇として消化します。

さて、先日は整形外科医による『ギプス巻き実習』を行いました。
研修医が実際にギプスを巻く機会はないかも知れませんが、
ギプスを巻く手順や注意点、ギプス固定後の注意点など幅広く学びました。

2年次生は昨年経験しているので、1年次生はアドバイスを受けながら・・・。
初めてのギプス巻きに四苦八苦しながらも上手に巻くことができました°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°

当院では医師・薬剤師・看護師・技術職・事務職等、全職種が研修医の育成に携わります (๑•̀ – •́)و✧

職種間の垣根が低く、アットホームな雰囲気の中で研修されたい方、当院の雰囲気をご覧になりませんか?
見学のお申し込みをお待ちしております。

◆病院見学についてはこちらのページをご覧ください◆
http://www.himemaria.or.jp/maria/rinsyo_kensyu/byoin_kengaku/