《研修医ブログ》2年目の秋(外部研修)

こんにちは!
研修医の杉原です(^^)

11月はツカザキ病院の循環器内科で研修させていただきました。
外来・カテ見学、病棟管理、救急対応をやらせていただきましたが、やはり一番印象に残ったのは救急対応です。
寒くなってきたこともあり、心筋梗塞、大動脈瘤、大動脈解離等、いわゆる緊急性の高い疾患が非常に多かったです。
1分1秒を争う現場で、冷静かつ迅速な判断を求められる…。
とても緊張感高まる瞬間ですが、チーム医療の大切さ、科の垣根なく協力することの重要性を実感しました。

一見すると、肩に力が入ってしまいそうな日々ですが、指導医の先生は明るくてユーモアのある楽しい方でした(*^^*)  先生のお陰で、笑顔の絶えない充実した研修を送ることができたと思います。

1か月間の研修の中で、先生から言われた言葉で印象に残ったものが2つあります。
1つは、医療はサービス業だということ
もう1つは、これから医師としてキャリアアップしていく上で、もう1人の自分を置くということ

医療はサービス業だということについて。
カテの時は患者さんは意識のある状態で行います。患者さんの不安・恐怖は計り知れない所があると思います。また、病院に来て診察を受けるというだけでも、緊張を強いられる患者さんはいらっしゃることと思います。
そんな中、我々医療スタッフは極力和やかでリラックスできる場を提供することを先生は意識されていました。
hospitality;おもてなしの精神だと言われていました。
確かに、医療は機械ではなく生身の人間が提供するものだからこそ、そこに温かさは必要不可欠なんだなと実感しました。

これから医師としてキャリアアップしていく上で、もう1人の自分を置くということについて。
今は研修医という立場なので、常に指導医がいて、引っ張っていってくれる存在がいます。
しかし、3年目から専門科に進むと一人立ちとなります。患者さんの治療を行っていく上で、もう1人の自分が「どうしてこう考えたの?」、「本当にそれって合ってるの?」のように自問自答し、常に考える癖をつける必要があります。
その習慣はすぐに身に付くものじゃないよな…と私自身、研修を通して痛感しています(^^;
研修医の間に意識的にやっていくことがこれから先も課題です。

あっという間の1か月でしたが、循環器の内容は勿論のこと、医師としての在り方について学ぶことのできた濃い研修でした。
当院には循環器内科がないため、希望者は外部での研修となりますが、外を見ることはいい刺激となりました。
当院での研修を考えている方は是非ツカザキ病院での循環器内科研修をおススメします。

 

最後に、余談ですが、私の癒しを紹介して終わりたいと思います笑。
愛猫のレンくんとリンちゃんです♪
ツンデレと言うよりはツンツン強めなレンくんと、甘えん坊でお転婆なリンちゃんは自分の子供のような存在です。

(写真左がレンくん、右がリンちゃんです。)

あとは、同期の女の子たちです!
研修の話は勿論のこと、これから先の話(仕事、プライベート等…)、他愛のない話等、話題がつきません。
彼女たちと一緒にいる時間はとてもリラックスでき、いつも元気をもらっています(^-^)

長々と最後までお付き合い、どうもありがとうございました。
気づけば2020年もあとひと月ほどですね。
どうぞご自愛ください。