《指導医ブログ》令和2年度医師臨床研修マッチング選考試験始まる!(卒後臨床研修センター長Dr.金谷)

コロナ禍、Go To トラベルキャンペーン、WITH コロナ、新型コロナ第二波など新型コロナウィルス肺炎関連の言葉が連日テレビ報道やネットニュースのトップを賑わす中、7月31日よりいよいよ令和2年度の当院の医師臨床研修マッチング選考試験が始まりました。

病院見学自粛の中、現役初期研修医や指導医の協力による医学生の当院へのZoom面接訪問や、制限付き自粛解除による病院説明会に全国から多くの医学部6年生が当院に関心をもっていただき訪問してくれました。この場を借りて感謝申し上げます。

  左:Zoom説明会           右:病院見学説明会

その結果、本年度は過去最高人数の医学生が当院を受験していただく予定となっています。

面接試験において、受験生の共通した当院への志望動機としては
①研修医と上級医、また各科ごとの垣根のない良好な雰囲気、
②研修医の生き生きした姿、
③そして何より実践力重視を研修の骨子に掲げ、実際様々な場面で実践が行われている
と感じていただいた学生さんが多いようです。

やはり医師としての出発点において、座学だけではなくどんどん実践力を養いたいという、時代は変われど私が30年ほど前に医師を始めた際に抱いていた気持ちを現代の医学生も変わらず持ち続けいていることに安堵さえ覚えました。

私の専門である消化器外科領域においても今年より外科が復活必修となったため、すでに1年目の初期研修医が回ってきていますが、腹腔鏡下手術のスコピストや鼠径ヘルニア根治術、腹腔鏡下虫垂切除術、開腹・閉腹術、CVポート留置術などの術者、(もちろん指導医の多大なサポートのもとですが)にもなってもらっています。他科においても同様です。

当院に興味がわきましたら是非見学にいらしてください。

卒後臨床研修センター長
消化管外科部長 兼 救急科部長
金谷 欣明