呼吸器内科医の塩田です。2018年4月から当院で働きはじめて環境の変化に戸惑うことが多くありました。
研修医の先生方の診療、勉強にほとんど関係しなくなって既に1年が経ちました。今は時々救急部に行って、患者の診療をしておられる研修医の先生と話をするぐらいとなってしまいました。人に何かを教える時には教える側に10倍ぐらい知識がないと、人に教えられないと聞いたことが有ります。病院の中に若い先生方が働いているということはそれだけスタッフドクターにも教える能力と、知識、時間が要求されているということになり、スタッフドクターにも強い刺激になります。
私のように次第に具体的に教えるものがなくなると、わかりやすい精神論をしゃべるようになりそうです。自分ができるだけそうならないように気を付けようとしています。
私の数少ない趣味の一つが英語です。病院の中にある英語雑誌の抄読会にもなかなか参加できていません。それ以外にも英語に関係したクラブが病院内にあればうれしいと思っていますが今のところ経営のことであまりに多忙でとてもその余裕はなさそうです。