昨日は、月に一度の院内勉強会でした。当院の非常勤医でもある、ツカザキ病院の循環器内科部長:楠山 貴教先生に、冠動脈疾患の治療と高血圧について、ご講義頂きました。いや~、勉強になりました。特に面白かった話題を二つほど・・。
Hypertension paradox
高血圧治療薬は新規薬剤が開発されているのに、高血圧治療成績は改善していない。
これって、がん治療にも言えるかもしれませんね。
治療医満足度と実際の治療成績の乖離
医師のアンケートで、治療に最も満足感:達成感がある疾患は高血圧。でも、高血圧治療成績は実はいまひとつ。ちなみに、医師のアンケートで、治療に最も満足感がない疾患はアルツハイマー型認知症だそうです。
退院される患者さんがおられ、お見送りのため最後まで聞けませんでしたが、いいお話しでした。
たかはし