《研修医ブログ》週末の過ごし方

1年目研修医のAと申します。

先月は麻酔科で研修させていただきました。
麻酔科では気管挿管を毎日繰り返すことで上達することができました。当院は実践力を重視しており、1年目からさまざまな医療行為を自ら経験することができます。

研修医は同期6名と丁度良い人数で出身大学も様々なので、馴染みやすい方だと思います。また、宿舎が病院の隣に立地しており時間に余裕のある生活ができています。

さて私事ですが、週末に富士スピードウェイを訪れ、スーパーフォーミュラのテスト走行(上)と併設のミュージアム(下)を見学しました。

写真の赤い車両は、イタリアの都市間公道レース『ミッレミリア』を戦った1930年式アルファ・ロメオ6C1750です。当時最新鋭の航空機の構造を参考にした設計であり、93年前にして最高速度140km/hを発揮しました。湖や城郭が連なる風光明媚な街道を、目にも鮮やかな名車たちが駆け抜ける様はさながら走る宝石のようで本当に素敵な光景だったことでしょう。
ご覧のように、100年近い歳月はマシンの形状を大きく変えましたが、しかし唯一変わっていないと感じたことがあります。
それは各時代のレーシングカーが美しいボディに強大なパワーを備えた『勝つためのメカニズム』だということです。

散漫になりましたが、以上のように刺激的な週末旅行でリフレッシュできました。

最後になりますが、実践重視で休日も満喫できる当院を研修先候補に加えていただければ幸いです。

《指導医ブログ》卒後臨床研修センター長Dr.金谷

当院卒後臨床研修センター長の金谷です。

3月に当院研修医2年次生を送り出し、4月に新1年次生をお迎えして、早3か月が経過しました。新1年次生を各病棟や手術棟で見かけるにつき、順調な滑り出しをしてくれていると実感します。

私事ですが、この度四国の田舎に住み老々介護を強いられていた、80代後半の両親に無事有料老人ホームに入所してもらうことができました。50年以上住み慣れた家、故郷を離れ、新しい土地への転居を決心してくれた両親に感謝するとともに、普段技術系で仕事をしている私があまり触れることのなかった、要支援・要介護の申請手続きの詳細や、その後のサービスを深く学ぶ機会を得たことで、日本の介護保険制度の素晴らしさを改めて実感しました。

医学生や研修医の皆さんは医療に夢と希望を抱き、最新技術や知識、さらには近未来のAIを駆使した新たな取り組みにも胸を躍らせていることと思います。しかし一方で避けて通ることのできない我が国の少子高齢化による医療問題にも目を向けていただき、俯瞰的な立場で医療を考える目も養ってください。

ますます暑さ厳しい季節となりましたが、実習、研修にと頑張ってください。

【事務局ブログ】病院見学説明会について

こんにちは。臨床研修センターの武田です。
6月17日(土)に今年度 第1回目の病院見学説明会が開催されましたのでご紹介したいと思います☆彡

まずは、病院長による病院紹介です!

その後、各診療科のプレゼンがあり・・・全員で院内見学へ。

たくさん歩いた後は、お待ちかねの昼食です!
昼食中には研修医視点でのプレゼンがあります。

昼食終了後は、先生方とお話の時間です。

その後は、研修医と学生さんだけで宿舎見学~coffee break タイム♪
お部屋からは楽しそうな声が聞こえてきました(*^^*)

個別見学やWEB説明会とはまた違った雰囲気で、病院全体の様子をお伝えできたのではないかと思います。

ご参加くださった学生のみなさま、有難うございました。
来年も開催を予定しておりますので、ぜひ参加をご検討くださいね。

《研修医ブログ》研修が始まって1か月が経ちました

はじめまして、研修医1年目の荒木です。
今回初めてブログを書かせていただくことになりました。

まず自己紹介をすると、私は姫路市出身で、大学は川崎医科大学です。部活は小学校から高校までは野球をしていて、大学ではゴルフ部に所属していました。
何年間か姫路を離れていたので久しぶりに地元に帰ってきて研修することになりました。

入職した当初は全てが新しい環境だったので不安な気持ちのほうが大きかったのですが、現在1か月ほど経過し、少しずつ新しい生活にも慣れていき、充実した日々を過ごしています。
ちなみに同期は6人で、出身大学は全員バラバラなので始めはお互いに緊張しあっていましたが、話していくうちに打ち解け合い楽しく研修生活を送っています。
普段の何気ない会話だけでなく、困った時やわからないことがあった時に一緒に考えたり気軽に相談したりすることのできる関係であり、今では同期の存在はとても心強いです。

4月からの研修内容で言いますと、私は内科と一般外来を研修させていただいており、それ以外に当直も何回か経験させていただきました。
こちらの病院ではとにかく実践力ということで、指導していただきながらまずはトライしてみるという流れなので、自分次第でどんどん経験を積みスキルアップへと繋げていける環境であることは当院の魅力の1つであると思います。

(4月の心臓超音波研修の様子です。)

大まかな説明となってしまいましたが、少しでも興味を持っていただけたら嬉しく思います。
まだまだ当院の魅力はたくさんありますので、是非見学に来てみてください!

《指導医ブログ》ビギナ-のための画像セミナ-(旧研修医画像セミナ-)SPRING

医学生のみなさんこんにちは。
放射線科Fと申します。

2023年もブログ担当が回ってきました。
できるだけ医学生の皆さんに参考になるように、先日ZOOM配信にて行われましたビギナ-のための画像セミナ-(旧研修医画像セミナ-)について書かせていただきます。

この画像セミナ-は、岡山大学放射線医学教室の主催で、毎年3回開催されております。主に救急画像診断についての講演をされており、救急外来を担当する初期研修医の先生に大変役立つ内容となっています。

今回は、腹部領域の救急疾患(虫垂炎および腸閉塞症)と外傷の救急画像診断についての2講演ありました。演者の先生は、三豊総合病院の兒島聡一先生と岡山大学病院の馬越紀行先生で、明日から役に立つ救急疾患について、詳しく講演していただきました。

兒島聡一先生は、読影室での研修医との対話形式を用いた方法で講演されており、虫垂炎および腸閉塞症の画像診断についての読影手順など詳しく解説があり、臨場感あふれるご講演でした。

馬越紀行先生は、元救急医のJATECのインストラクタ-でもあり、JATEC流の外傷CTパンスキャン読影法:FACTの読影法の説明から始まり、単純CTでの出血の見つけ方や動脈性出血の見つけ方など、またIVRでの治療も含めた症例の解説もあり、救急医療現場さながらのご講演でした。

救急診療では、画像が診断の決め手になる場合が多く、姫路聖マリア病院で初期研修をされる際には、是非この画像セミナ-を聞いて、明日への診療に役立てていただきたいと思います。

今回のセミナ-では、サブタイトルとして、「虫垂炎を自信を持って診断しよう」とあったのですが、初期研修では、救急のCTに限らず、普段から腹部のCTを見る際には、正常の虫垂をみつけるくせをつけることが大事であるということでした。
虫垂炎はカタル性から壊疽性まで様々であり、実際の救急診療では、腸閉塞症にて紹介されてくることもあり、たかが虫垂炎、されど虫垂炎ということなのだと思います。

医学生のみなさんにおかれましては、医師国家試験に向けて頑張っておられるかと思います。体調管理には、くれぐれもお気をつけください。

《研修医ブログ》出会いと別れの季節

こんにちは。研修医2年目の浦上です。

4月になり、新年度がスタートしました。新しい研修医1年目が今年も6人入ってきてくださり、新鮮な雰囲気で和気あいあいと毎日を過ごしています。これからブログにも登場してくれると思うので、どんなことを書いてくれるのかなと思うととても楽しみですね。

さて、少し遡り3月には、2年間の研修を終えられた先輩方が修了式を迎えられました。右も左もわからなかった私たちに、たくさんのことを教えてくださり、何度も助けていただいた先輩方の晴れやかな姿は、とてもかっこよくて感動しました。

修了式の後、お世話になったお礼にささやかなプレゼントと色紙を贈りましたが、すごく喜んでくださって本当に嬉しかったです。協力していただいた先生方、ありがとうございました。

先輩方がいなくなるのはすごく寂しく、実は修了式が終わって研修医室に私たち6人だけになってからは、やっぱり寂しいな~という話をしたり、来年は大丈夫かなあ~もっと勉強した方がいいかなあ~という話をよくしていました。2年目になった私たちが同じような姿を見せられるのか不安でいっぱいですが、先輩方を目標に、教えていただいたことをしっかりと受け継いでいけるよう頑張りたいと思います。

先輩方も3年目になり、それぞれの専門研修が始まってとても大変だと思いますが、研修医一同、新天地でのご活躍を心から願っています。

《指導医ブログ》整形外科の指導医として臨床研修を行う上で心がけていること(整形外科部長Dr.三谷)

医学生の皆さん、こんにちは。マリア病院整形外科の三谷です。

2020年からのコロナの感染対策がようやく緩和の方向に向かいはじめ、3/13からマスクの着用は個人の判断となり、5/8からは5類感染症に見直しされ、インフルエンザのような扱いとなるようですね。ただ病院ではまだ一般の方と全く同じようにできるわけではなく、未だマスクは全員着用が続いています。この調子で緩和がすすんでいき、コロナ前のような状態になることを祈っています。

ところで最近chatGPTというAIがはやっていると思うのですが、皆さんご存じでしょうか?ためしにブログ文章の作成を作ってもらいました。以下chatGPT作

 

今回は、私が整形外科の指導医として臨床研修を行う上で心がけていることについてお話ししたいと思います。

整形外科は、患者さんの骨や関節、筋肉、神経などの病気や怪我に対する治療を行う専門分野です。臨床研修では、研修医たちが整形外科医として必要な技術や知識を学ぶための時間となります。私が指導医として研修医たちをサポートする上で、重要視していることは次の3つです。

まず、整形外科は手技や操作が必要な場合が多いため、研修医たちが実際に手を動かし、患者さんに対して的確な診療ができるように指導することが大切です。私たちは、手技や操作の技術を身につけるためのトレーニングを行い、研修医たちが安心して患者さんに対応できるようにサポートします。

次に、整形外科では画像診断が欠かせません。MRIやCTなどの画像を正しく読影することが重要です。私たちは、研修医たちが画像診断に慣れ親しむための研修を行い、正確な診断ができるように指導します。

最後に、整形外科はリハビリテーションも重要な役割を担っています。痛みのある患者さんに対して、適切な運動やリハビリを行うことで、機能を回復させることが目的です。私たちは、リハビリテーションの基礎を身につけるための研修を行い、患者さんに最適なリハビリを提供できるようにサポートします。

以上、私が整形外科の指導医として大切にしていることについてお話しました。研修医たちが医師としてのスキルを高め、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、今後も指導に努めてまいります。

うーん、よくできた文章ですね。これにまけないように頑張らないと

それではまた皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。

 

≪研修医ブログ≫ 探検記 (初期研修医2年目Dr.)

初めまして。2年目研修医の一人です。

もう3月にいなくなるのですが、置き土産にブログでも書いて行きます。

当院の初期研修カリキュラムでは日当直を除けば土日は基本的に休日が多いです。

そのため、旅行が好きな僕は2年間の中で頻繁に旅行に行くことができました。(コロナ禍はちゃんと自粛しておりました。)

その中でも今後の思い出に残りそうな旅行をランキング形式で簡潔に発表したいと思います。(利益相反はありません。)

第3位   桜(兵庫県 姫路城、香川県 紫雲出山)
桜旅行として同じタイミングで行ったため同時ランクインです。

感想としては「桜なんてなんぼ咲いてても良いですからねえ」ですね。(姫路市出身のミルクボーイ内海さんの言葉を借用)

 

第2位  島根県 水郷祭
島根県には縁結びで有名な出雲大社があるように、私も縁あって島根県に行くことが昨年から増えました。その中で島根県の花火大会、「水郷祭」を初めて知り、行ってみました。

感想としては「花火なんてなんぼ打ち上げても良いですからねえ」ですね。(姫路市出身のミルクボーイ内海さんの言葉を借用)

 

第1位  NBA JAPAN楽天ゲーム
NBAの頂点になったゴールデンステートウォリアーズが来日!?さらに八村塁選手率いるウィザーズと!?行くしかないですこれは。

現地で見た感想としては「いぇーいめっちゃホリデイ」ですね。(姫路市出身の松浦亜弥さんの言葉を借用)

 

最後に

もちろん平日は仕事をしており、初期研修で先生方から多くのことを学ばせていただきました。しかし、人生を振り返ったときに思い出すのはきっと仕事のことだけではないと思います。仕事を努力するのはとても素晴らしいことですが、どうか自分のしたいことにもどんどん挑戦してください。「二兎を追う者は一兎をも得ず、しかし一兎を追う者に二兎を得る機会は来ず」です。(姫路市出身の私の言葉を借用)

研修医生活、努力しながら楽しんでください。応援しています。

≪研修医ブログ≫ 働き始めてもうすぐ2年(初期研修医2年目Dr.)

こんにちは。3月ブログ担当研修医の四元です。

前回の村井先生がとても素敵なブログを書いてくださったので、私はもう書くことがないぞと焦りながら書いています。

研修生活とはあまり関係ないかもしれませんが、医療従事者は多趣味な人が多いような気がします。当院の研修医も魚が好きな人、音楽が好きな人、スポーツが好きな人などそれぞれ楽しそうにしています。

年明けごろから私も負けてられないな!と思い、せっかくなら外出したくなるような趣味を作ろうとしているのですが、なかなかハマれるものに出会えていません。とりあえず今は推し活に励んでいるのと、カメラを始めてみようかと考えています。とは言えカメラは高価なので、手始めに先日京都に行った時にレンタルしてみたのですが、カメラのポテンシャルを発揮できる技術が私にはありませんでした。他にいい趣味があればぜひ教えてください。

京都のごはんは美味しそうに撮れました!

早いもので2年間の初期研修が今月で修了予定です。

働き始めは毎日不安で、緊張のあまり診察中に地元の九州の方言で話してしまい同期にからかわれていましたが、上級医の先生方、研修医、コメディカルの方々、事務の方々に支えていただき何とか研修することができました。

特に2年目になってからは色々な方に気にかけていただいているなと感じることが多く、改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

3年目からは専門研修が始まり、これまで以上に責任が増えますが気を引き締めて頑張ろうと思います。

来月には新しい研修医も入職してくれる予定なので、頼もしい現1年目研修医がきっと皆さんの良いお手本となってくれるはずです。

国試の合格発表までもうすぐですが、マリア病院は優しい人ばかりなので安心して入職してくださいね。

≪研修医ブログ≫ 働き始めてもうすぐ1年(初期研修医1年目Dr.)

こんにちは。研修医1年目の村井です。
6年生の皆さん、国家試験お疲れ様でした。今年も国試が終わったということで、働き始めてもうすぐ1年が経とうとしているということに気づきました。入職時点ではカルテの使い方すら分からない状態でしたが、上級医の先生方、研修医2年目の先輩方、コメディカルの方々に1から優しく教えていただき、何とか1年間過ごすことが出来ました。なにより楽しい時もつらい時も一緒に過ごしてくれた同期のみんながいたからこそ、今の自分があると感じています。皆さん、いつもありがとうございます。

話は変わりますが、先日地元である宮崎県に帰省しました。
自然豊かでご飯が美味しい大好きな地元です。
私が帰省した時期は、WBC侍ジャパン合宿やプロ野球の各球団のキャンプも行われており、いつもより活気があるように感じて嬉しくなりました。

3月に入り、2年目の先輩方があと少しでいなくなってしまうことに日に日に寂しさが募っています。私たち1年目を優しく見守ってくださり、困っているときはいつも手を差し伸べてくださいました。一緒に過ごした期間は1年でしたが、思い返すととっても濃い1年間で忘れられない思い出がたくさんできました。新天地でもますますのご活躍をお祈りしています。あと、半月ほどは研修医1年目6人だけとなり、寂しい研修医室となってしまいますが、4月から1年目の皆さんが入ってきて、また賑やかになることを楽しみに待っています。