《指導医ブログ》研修期間の2年間で何を得たかを振り返って①(呼吸器内科 Dr.中島)

皆様、お久しぶりです!呼吸器内科の中島です。本年もブログを掲載させていただく機会を頂きましたため、何か私なりにお伝えさせて頂きたいと思います。

医師13年目になり、中堅医師になってきたときに改めて自分の研修期間の2年間で何を得たかを振り返って今でも記憶に残ることを書かせていただこうかと思います。何年たっても濃い時間のため結構覚えているものですよ。

①指導医のこと

2年間の研修では様々な科を回ります。指導医の先生が印象に残った科は興味がなかった科でも、すごく有意義な時間を過ごしたと思え、その科が好きになったりします。

逆に興味があった科でも指導医の先生が微妙だったら、その科に興味がわかなくなったりもします。私の場合は進路に大きく影響を与えました。指導医の先生と一緒に夜間救命処置を行い距離が近くなれた感覚や、患者方針で意見が割れて対立したこともいい思い出です。この経験は今でも大事に思っていて、「指導医の仕事や教育、研究に対する態度=研修医への未来への影響」に直結するものと考えています。今でも研修医の時に回った指導医の先生とはコンタクトを取り続けさせてもらっていて大変有難く思っています。

私は研修医の先生とは責任ある1人の医者であり1人の社会人として接するよう心がけていて、お互い切磋琢磨できたらと毎日思います。そしてずっと一緒に仕事をできるように、、、勧誘もします。「この医局の雰囲気が好き」「この先生のもとで仕事をしたい」という理由で今後の専門の科を決める人も多いと思います。研修医の間はぜひ指導医にも着目して、ぜひその人となりを見てください。そこにその科の真意があるかもしれませんよ。

つづく↓

《指導医ブログ》研修期間の2年間で何を得たかを振り返って②(呼吸器内科 Dr.中島)