《指導医ブログ》副院長・外科部長 Dr.平井より

私は肝胆膵外科を専門としているのですが、最初の研修病院(四国がんセンター外科)で私のやりたいこと、進むべき道は決まったように思います。

1980年に外科教室に入局し、9月から赴任しました。今とは違い、ストレート研修の時代です。1年目から乳癌や胃癌、大腸癌の手術にたくさん関わり多くの先輩外科医から指導していただきました。

そしてスーパーマンといわれた臨床病理の先生に出会えました。この先生は、患者が亡くなられ病理解剖の許可がおりましたら、深夜でも1時間以内に解剖が始まり、たぶん1時間程で終了していました。その手さばきは流れるようで見事でした。切除標本はすべて割面シェーマにマッピングされていました。世の中にはこんなすごい人がいるのだなと思いました。

また、肝臓内科の先生に毎週エコーを教えていただき、その当時、一般病院では全く行われていなかった肝切除が、国立がんセンターでは行われていることなども教わりました。

先輩医師からいただいたメッセージがその後の私の選ぶ道を決定していったように思います。思い返しても有り難く感謝しています。

皆さんも多くの先輩医師に出会い、inspiration を得て、それぞれの道を歩んでいってください。