《研修医ブログ》救急外来ファーストタッチ

暑い日が続いていますね。
研修医1年目の青山です。

マリア病院では日中の救急外来ファーストタッチを研修医1年目がさせてもらっているのですが、熱中症ばかりだなぁ、と猛暑を実感しております。

救外ファーストタッチと聞くと、「実践のチャンスがたくさんある!いいね!」「今まで勉強してきた事を社会に還元できるぞ!」と思う人から「忙しそうで嫌だ」「最初から診療する自信ないしこわいな」と思う人まで様々いるでしょう。

私の場合は、「ちょっと不安だなー」と感じていました。

マリア病院は雰囲気もいいし、手技もたくさんできそうだし、スタッフの方は優しい人が多いし素敵って思っていましたが、救外ファーストタッチにはあまり魅力を感じていませんでした。

スピード感と多くの臨床的な知識が要求される救外の場で、大して優秀でないというかペーペーの新米である自分が診療するなんて、患者さんにとってもデメリットでしかないのでは…もうちょっと経験を積んでからの方がいいのでは…と感じていました。

しかし実際に救外の現場で働いて実感したことはファーストタッチといっても自分一人で診療するのでは全くない、ということでした。

経験ある救外看護師さん、検査技師さん、上級医の先生に支えられ、その中の一員としてやれることをやる。
患者さんに不利益を与えるほど診療を一手に引き受けるなんてありえないのです。

当たり前のことなのですが、学生の頃は分かっていませんでした。恥ずかしい……

今は、後期研修医の先生が救急外来の症例検討をやってくださったり、研修2年目の先輩が近い距離感で雑談混じりにフィードバックしてくださったりと、学びの場が多くありがたい環境だなと思います。

(研修医室の様子です。)
カルテを見ながら症例検討…疲れた時はちょっと休憩

それでは失礼します。